ルイ・シュバイツァー自叙伝 新たなる使命

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784778035105
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

私は企業をどのように再生させてきたか

著者の父もフランスのエリート官僚で国際通貨基金(IMF)の専務理事でした。戦時中はナチスと戦うレジスタンス・グループを率いる英雄でもあった父の思い出や大叔父のアルベルト・シュバイツアー、親戚のJ・サルトルの話も興味深いです。
日産の会長カルロス・ゴーンを見出したのが、本書の著者、ルイ・シュバイツアーです。日本の経済界では、日産と提携したフランスのルノーの元会長として知られています。本書は2005年に日本経済新聞の「私の履歴書」に掲載され好評を博した原稿を元に、大幅に加筆した作品です。危機に陥った企業をどのように再生させてきたのか、その方法が具体的にわかります。またフランスの教育制度、国の仕組み、財界と政界の関係など、とてもわかりやすく、現代フランスを理解する解説書でもあります。「私の学生時代」「行政官として」「ルノーが教えてくれたこと」「日産との出会い」など、フランスの教育制度、エリートコース、官僚と経済界の関係そして自動車業界と、自分の人生に重ねて丁寧に説明してあります。


1日本との出会い

2シュバイツアー家の人々

3教育は人をつくる「エリートへの道」

4ルノーが教えてくれたこと

5日産との出会い

6企業家精神の育成に惹かれる

7日仏関係と日欧関係

8アフリカを訪れて

[インタビュー]カルロス・ゴーン、フリップ・クラン、ヴェロニク・サラル=デポット、塙義一、志賀俊之、伊佐山健志ほか


ルイ・シュバイツァー[ルイシュバツァー]
著・文・その他

富永典子[トミナガノリコ]
著・文・その他

目次

第1章 「日本との四つの出会い」
第2章 「シュバイツァー家の精神」
第3章 「国家の中枢で働く―首相官房長の日々」
第4章 「ルノーを率いる―民営化、カルロス・ゴーンとの出会い、そして日産とのアライアンス」
「ルノーインタビューズ」
「日産インタビューズ」
第5章 「社会的活動と芸術への情熱」
第6章 「日本とフランスをつなぐ―日仏パートナーシップ」

著者等紹介

シュバイツァー,ルイ[シュバイツァー,ルイ] [Schweitzer,Louis]
1942年7月8日、スイスのジュネーブに生まれる。大叔父にノーベル賞平和賞を受賞した「密林の聖者」アルベール・シュバイツァーや音楽家のシャルル・ミュンシュをもつ。哲学者のサルトルは親戚にあたる。ENA(国立行政学院)を卒業後、財務監査官から始まりフランスの国家官僚としてエリートコースを歩み、予算省財務官、首相府官房長官などを経て、1986年ルノーに入社。総裁、社長兼CEO・会長兼CEO・名誉会長を歴任。カルロス・ゴーンを日産社長に送り込んだことでも知られる。フランス投資担当庁総監督。外務省対日特別代表

富永典子[トミナガノリコ]
東京生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒業。アンジェ国立大学・人文科学部観光学科卒業。帰国後、在日フランス大使館、駐日欧州連合代表部に勤務。2001年より約3年、日産カルロス・ゴーン社長のもとで秘書室課長を務める。2003年家族の都合でフランスに移住。欧州トップのビジネス・スクールHECアッシュ・ウー・セーでエグゼキュティブMBAを取得。現在、パリ・イルドフランス地方商工会議所に勤務、同所が創設した日仏経済交流委員会ディレクターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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