出版社内容情報
当時の興奮が甦る!新作「序の巻」も収録!
白鳳学院と誠士館のスポーツ名門校同士の争いは、やがて命を懸けた忍びたちの未曾有の死闘に…!
遂には無敵の傭兵・飛鳥武蔵率いる夜叉一族と、小次郎・竜魔・小龍・霧風たちを擁する風魔一族と決戦の火蓋が切られた!
漫画史に残る小次郎と武蔵の雪上の激闘は必見!!
当時の興奮が甦る、究極の最終決定版!!
各巻約700頁のボリュームに加え、3巻合計210頁にのぼる
雑誌掲載時のカラーを完全収録。扉絵や単行本未収録、単行本の描き下ろしなど
原画からハイクオリティーに再現して収録しました。
また扉絵と最終ページには雑誌掲載時の煽りやコピーを再現。
連載の興奮が甦るとともに、当時の時代背景や熱量を感じられます。
大幅な加筆修正も加わり、「究極最終版」に相応しい充実した内容です。
さらに第1巻には、ファン待望の37年ぶりの描き下ろし「序の巻」(75頁)を収録。
小次郎たちが新たに躍動するストーリーは必見です。第2巻は、巻末付録に
1981年に発表された最初の告知カットや、ジャンプの表紙を飾った
描き下ろしなどレアイラスト集。そして第3巻には、本書でしか読めない
珠玉の描き下ろしエピローグ「終の巻」(14頁)を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
地下鉄パミュ
6
RED版が掲載されているのに驚いた。ジャンプの第1話(正確には増刊号)に繋がっているのにも驚き。究極完全版(正確には最終版)と謳うだけあり集英社と秋田書店の掲載分を小学館が纏めて出版したと言う、垣根を壊した本物の完全版と言えよう。700ページを優に超える昔の弁当箱のような装丁も凄い。本編は一応忍者漫画のていだが、主は車田ロマン全開のバンカラ路線である。路線もそうだが色々と突っ込み所もあり今の時代にアジャスト出来そうには無い。だが何故か滅茶苦茶面白い。面白い理由は『車田漫画だからさ』で済んでしまうでしょう。2020/09/03
隆二
1
久々に読んだが、勢い重視の車田節は読んでいて楽しい。序盤は百八星とか水滸伝みたいな事言ってたのに、いつの間にか十本の聖剣が出てくるあたり、ガバガバなんだけど、車田漫画だから許してしまう。後、全く覚えてなかったが、姫のセミヌードが一面カラーで書いてあって驚いた。小次郎がスカートめくりするのも、そういう時代だったのかな。2022/01/15
js-fisherman
1
ちょっと高いけど、カラーもあるし、当時のあおり文なんかもあって満足。なつかしす。リンかけも好きだけど、小次郎もこの夜叉編くらいまではOK。2020/01/08
半蔵門タロー
0
人生で何回めかの車田ブームが到来。当時コミックスも当然勝っていたけど、ウン十年ぶりに勢いで購入。最高ですw!通常コミックスには収録されない連載当時の編集部がつけたあおりなども掲載されていて気分が上がる。絵も車田御大の絶頂期であるような気がする。大満足w。2023/06/04
蝉、ミーン ミーン 眠ス
0
風魔の小次郎はアニメ版しか見たことがなかったので原作はこれが初見だったがアニメ以上にケレン味溢れる内容でこのページ数をあっという間に読み終えたし、カラーページだけでなく当時の煽り文も再現されているのはまさに究極最終版の名に相応しい!2019/11/17