感想・レビュー
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蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺
20
鈴之助と御前試合をする指南役・賀丹土進エ門は優柔不断ながらなかなか立派な武士。武者修業から賀丹の元に帰参した弟子・無加出大膳は「試合に俺を出せ」と言い出し、師匠父娘を薬で眠らせ閉じ込めて試合に出て来る。雷之進に助けられた賀丹は試合に駆け付けて鈴之助と引き分ける(無加出は出奔)。江戸に帰った鈴之助を狙う鎌田板血郎は改心。雷之助の甥・芋助(この名前…)は幕府に追いやられた集団(明らかにアイヌの姿)にさらわれいけにえにされそうになるが無加出が横取りし角兵衛獅子に売られる。そして将軍の御前試合が。2014/11/12