内容説明
若き永島慎二が「児童漫画」への情熱をすべて注ぎこんだ、幻の名作を完全復刻!昭和30年代の風景が飛びぬけてモダンな絵柄で活写される郷愁の父恋物語。
感想・レビュー
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Takao
2
2007年8月5日発行(初版)。「若き永島慎二が『児童漫画』への情熱をすべて注ぎこんだ、幻の名作を完全復刻!」と帯に。原作は1958年3月、島村出版から発行、定価130円となっている。著者20歳の作品。別紙に書かれている「コアな永島慎二ファン」に向けた、漫画家・みなもと太郎の小文「漂泊の漫画家・永島慎二」も味わいのある批評だった。物語は、母を失った12歳の少女ひな子が離れ離れになった父親を探し求めて旅に出る、優しい大人たちと意地悪な大人との様々な出会いがありという一種の冒険もの。著者の原点だろうか。2016/12/18
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