出版社内容情報
昭和の少女文化をリードしたマルチアーティスト内藤ルネ、初の自伝。
今、10~50代の女性に再びルネブームをおこしている彼が、初めて語り下ろしたその人生。生い立ちから本・グッズ製作の裏側、中原淳一やコシノジュンコ、宇野亜喜良、四谷シモンら時代のクリエイター達との思い出、趣味の話、転落の日々、同性への愛…。イラスト、写真や未公開エッセイも多数収録。ルネ・ワールドをより深く知る1冊です。昭和少女文化の貴重な記録としても見逃せません。
内容説明
『ジュニアそれいゆ』からレトロ・ブームまで、少女を夢中にさせたアーティストに、なにが起きたのか!?昭和少女文化のカリスマが語る愛と激動の人生。
目次
序章 七〇歳の大ブレイク
第1章 唯我独尊の幼少期、迷える思春期
第2章 神田神保町の「ラ・ヴィ・アン・ローズ」―ルネの産声
第3章 “男の子”登場
第4章 もっと夢色ショックを!?―ルネのクリエイティヴ・ワールド
第5章 私は“クローゼット・クイーン”―恋の話、愛の話、「私たち」の話
第6章 『私の部屋』―リビングデザイナー・ルネ
第7章 地獄の一〇年
第8章 修善寺での新たな生活
最終章 夢見ること、それが人生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
11
2016年だったか、名古屋栄三越で内藤ルネ展が開催され見に行った。近隣の岡崎出身でありながらこういうクリエイターを顕彰しない名古屋という土地柄、初めてその名を知った作家だった。凡そ60年ほど前の少女雑誌のイラストとは思えない「斬新さ」に強烈な印象を抱いた。本書は「自伝」とあるが一問一答インタビュー形式。岡崎に生まれ、戦時中のこと・昭和東南海地震被災・中原淳一へのファンレターと上京・中原から受けたこと・クライマックスでの詐欺被害、一言では「波乱万丈」だけど、揺れながらも失わなかったものは決して色褪せない。2024/08/16
猪子
9
私の大好きな内藤ルネさんの自伝(体裁としては聞き書きという感じ)。小学生の頃鮮やかな色づかいとキュートな絵に一目惚れしました。あんまりにも可愛いイラストだったので描いてるのは当然女の人だとばかり思っていましたが、男性だと知った時はとてもびっくりしました。その後ルネの描く女の子に憧れて高校生の頃は古着屋さん巡りをして突飛な服ばかり買ってたこと 今思い出すと恥ずかしくて身悶えする。中原淳一さんとのあれやこれやもう少し知りたかった。今の日本のkawaii文化を打ち立てたのはルネだと思ってます。2015/11/19
とことこ
4
少し前にテレビで見てからずっと気になっていた内藤ルネさんの自伝。想像以上に波乱万丈だけど、本人はとってもキュートでパワフル。もっと前に知りたかった。ルネさんの全盛期、まわりがみんな活気にあふれて動いていたのだと思う。知的財産について、まだきちんと管理されなかった時代にルネさんが作り出したものは果てしなかったと思う。2015/11/18
じゅり子
4
ルネ先生が亡くなられてしばらくしてから購入。そのまま積んでいたけれどようやく読了。自伝の中でもおっしゃっているようにグッズもどんどん真似られていたらしいので、私が子供の頃目にしていたのもフェイクかも。雑誌「私の部屋」では思う存分のルネワールド全開で、赤い部屋の頁や医療棚とか忘れられないですね。戦後美しいものにどんなに飢えていたか、中原先生との出会い、ルネ先生と本間さんの魂の結びつき…。そして幻の「薔薇の小部屋」を私は2冊ともリアルで購入したのが自慢です(笑)。宝物です。2015/02/19
キヨム
2
かわいいと思うもの、素敵だと思うものをみつけるために、「常にアンテナを張っている」という言葉が印象に残りました。修善寺の美術館、通りかかったか行ったと思うけど、ぜんぜん覚えてない……。人間関係もうらやましいなあ2019/12/29
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