火星探険

旭太郎

小学館クリエイティブ（2005/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 170p／高さ 20cm
• 商品コード 9784778030094
• Cコード C0079

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ビシャカナ]

戦前にこれほど心が豊かになるようなSF漫画があったとは驚くばかり、科学的思考を描くことでちっとも古臭くない普遍性を持つ。そしてその思考は想像力に羽を与えて、空想の空へ飛翔していく。

2015/10/15

[けにー]

小熊秀男。現代に読んでも意外に面白い。アトムもそうだけど出てくる科学や宇宙感が只只明るく未来への希望に満ちている。科学や社会が発達・発展した今読むと何だか切なくもありますが。今からの未来に希望は残されてるかな？残されてるといいなぁ。(´・ω・｀)

2014/11/25

[diet8]

面白かった。火星のふりがなが、くわせい、だったり、横書きが左から右だったり、意外にマイルやポンドなんて単位もでてる。フルカラー。1940年という時代を勉強させてもらった。

2013/10/18

[ひなた]

マンガミュージアム本。別のマンガ（金魚屋古書店）でこの本の存在を知り、いつか読んでみたいと思っていた。ゆったりしたテンポ感とかわいらしい絵柄にほのぼのした。子供の頃に読んだら楽しかっただろうなぁ。

2013/09/22

[龍國竣/リュウゴク]

昭和15年発行のSF長編漫画。ゲロンゲロンという宇宙船の放つ擬音。火星人も登場するが、あくまでリアリズムに貫かれた話だ。当時としては最先端の科学の知識が詰め込まれ、端正なコマ割りで描かれたこの本は、子供にとっては楽しく読める教科書だっただろう。

2013/01/29