内容説明
北千住に6畳2間のちいさな出版社とちいさなカフェを立ち上げた。しずけさとユーモアと遊び心とともにくらし本とまちを編む。そんな生き方を選んだある女性の物語。
目次
1章 編集とはこえを聴くこと
2章 揺さぶられた人生
3章 6畳2間の出版社
4章 2冊の本の誕生
5章 いくつかの涙
6章 映画と弱さと愛しさと
7章 しずけさとユーモアを
著者等紹介
吉満明子[ヨシミツアキコ]
1975年、福岡県生まれ。株式会社センジュ出版の代表取締役。編集プロダクションや出版社勤務を経て2015年、センジュ出版を足立区千住に設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tamami
8
書店の店頭で偶然手にした本書ではあるけれども、これ程多くの方の実名と仕事、著者との関わりが書かれた本には初めてお目にかかった。そこには一人の女性が出版を志してから会社を立ち上げ、数冊の本を刊行して尚奮闘が続く現在までが綴られている。一冊の本が生まれる陰にある、人々の思いが詰まったエピソードの数々、間に挟まれる本作りの大変さと面白さ、出版業界の今、等の話題を読むとき、唯々読書を楽しませてもらっている自分にも何かできることはないだろうか、そんな想いにも駆られる。小商い?としての出版社の醍醐味と苦労を知る一冊。2020/02/18
saisan
4
なんて素敵な出版社なのだろう。もし自分が作家だったら、センジュ出版から本を出したいと思うだろう。2023/03/22
じーも@この度本屋さんとかを開きました
2
タイトルがいい。表紙のカメが好き。著者についても共感できる。。。でも、なぜか途中で断念。うむ、もう一度寝かしてタイミングが来るのを待ってみよう。2022/11/11
Miki Yagi
2
人とのつながりと感謝にあふれた本でした。 編集するって、本だけじゃないんだね。 私たちはみんな、自分自身の人生を編集しながら生きているのかも。 センジュ出版の本をもっと読んでみたいと思いました。2021/08/28
ダンゴ☆ルッチ
2
7章が特に好きです。2020/10/15