内容説明
アメリカのトレイルを歩くノウハウが満載!!衣食住のすべてを背負ってあの憧れのルートを歩く。
目次
第1章 アメリカでのハイキングとは(ハイキングとは;アメリカでのハイキング ほか)
第2章 グレイシャー国立公園(概略;地質 ほか)
第3章 ジョン・ミューア・トレイルハイシェラ(概略;地質 ほか)
第4章 ウィンド・リバー・レンジ(概略;地質 ほか)
第5章 筆者の主要標準装備(ブーツ;トレッキング・ポール ほか)
著者等紹介
村上宣寛[ムラカミヨシヒロ]
1950年生まれ。現在、富山大学名誉教授。さまざまな専門分野の著作を持つ。10年間アメリカに通い続け、集中的にハイキングを行なった。国内におけるグレイシャー、ジョン・ミューア・トレイルとウインズのエキスパート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
23
富山大名誉教授、18年著。持ち物、高山病、アメリカの豆知識、パーミットの取り方、空港から登山口までのトランジットやイリジウム衛星通信システムまで。牛の放牧があるため、湖水の水などは大腸菌を恐れ浄化すべき。なる程。北向きの方が景色もいいし日焼けも塞げる。これを参考に引退後には少し歩いてみたい。2020/02/08
yyrn
14
「大全」と銘打つだけあって、アメリカの三大トレイルを歩くためのノウハウが丁寧に解説されている本。読み物としても面白く、日本での登山経験をベースに読んだ『トレイルズ』(18)も分かったつもりだったが、随分と勘違いしていたようだ。トレイルは昔の馬での物資輸送ルートで牧場も多く、川の水はそのまま飲んではいけないとか、トレイルの出発地点まで町から1~2日かかるからヒッチハイクは必要で、安全に行うための方法とか、スマホでGPSを使うと持ちが悪いからガーミンなどの専用GPSが良いとか。スケールの違いを思い知らされた。2019/01/29
tetsubun1000mg
5
アメリカの3大トレイルと言われている、東から「アパラチアン・トレイル」「コンチネンタル・デバイド・トレイル」「パシフィック・クレスト・トレイル」の3,000km~4,000km級のトレッキングコースの案内です。 日本全国を南北で測って3,000kmなのでスケールが全然違います。 著者の村上宣寛さんは、10年かけてすべてを実際に走破されたようです。 日本では見られないたくさんの風景・植物の写真と、現場の道と川の渡り方、途中宿泊施設や買い物など、細かく記されています。実際に歩きたい方に役立ちそうです。 2018/12/08
Takahide✈Yokohama
1
トレイル=馬車道は目から鱗でした。トレイルと言っても食料とキャンプ道具を背負ってなので、日本では登山或いは縦走といった感じです。2019/03/20