内容説明
『兎の眼』『太陽の子』などの代表作がある作家・灰谷健次郎と、ベトナム戦争から生還したカメラマンとして知られる石川文洋。2人は大の旅好き、酒好き、そしてアジア好き。アジア各国、たくさんの旅をしました。灰谷さんの眼に映ったアジアの人々の暮らし、その表情とは。石川文洋さんの全315点におよぶ写真とともに、2人の旅を追体験します。
目次
タイ
ベトナム
フィリピン
ミャンマー(ビルマ)
ラオス
ネパール
中国
インド
パラオ・ペリリュー
追悼・灰谷健次郎さん
著者等紹介
灰谷健次郎[ハイタニケンジロウ]
1934年神戸市に生まれる。17年間の小学校教員生活を経て、アジア、沖縄を歩く。1974年に『兎の眼』を発表し、作家生活に入る。その作品は子どもから大人まで幅広い読者に支持されている。2006年11月23日、逝去
石川文洋[イシカワブンヨウ]
1938年那覇市首里生まれ。香港でスタジオ勤務のあと、1965年1月ベトナムに渡り1968年12月までベトナム戦争を取材する。1969~1984年朝日新聞社出版写真部カメラマン。現在フリーカメラマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴川愛夏
2
アジアを歩く/灰谷健次郎 #読了 タイ→ベトナム→フィリピン→ミャンマー→ラオス→ネパール→中国→インド→パラオ サクッと読みたい時にオススメ。20分あれば読めてしまう文字数であった。2023/08/25
わか蔵
1
7/10点 もともと灰谷健次郎さんが好きなのでなんとなく買ってみた。灰谷さんの文章はあたたかみがあっていい。写真はもっと良かった。石川文洋さんという写真家は今まで知らなかったが、この人の写真はすごく気に入った。この本は灰谷さんの追悼を兼ねているので、読んでいてしんみりしてしまった。また灰谷さんの作品を読みたくなった。2015/03/04
どさんこ
0
こんな旅をしてみたい。いつか行こう、そして、人と触れよう。2017/06/01
Michi
0
文洋さんと灰谷さんのコラボレーションの妙で出来上がった感。灰谷さんへの追悼本でもあり、写真や文章を通してアジアへの親近感がわいてくる1冊。日本もアジアの1つの国でると思うと愛しささえ感じられる。2012/02/25
Happy×BlUe
0
★★★★★ アジアがもっと好きになる。灰谷さんだからこその素敵な旅エッセイ。
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- 和書
- 気のいい火山弾