内容説明
「うまいものを喰いに出かける」鼻先にぶら下がった人参よろしく、ただそれだけのためにバイクを走らせる。こんなツーリングこそ大人の贅沢。長年のライダー経験による勘とニオイで探り当てた新鮮な魚介、心づくしの手料理が味わえる珠玉のお店をバイク情緒を織り交ぜながら厳選してご紹介。ビギナーからベテランまで愉しめるうまいもん好きのツーリングライダー必携の文庫。
目次
春(「西伊豆」仙造屋と丸吉―海老・鯛・蟹…。;「秋田・岩手」吉野家旅館と郭公だんご―しどけ、こごみって知ってます? ほか)
夏(「信州」翁―八ヶ岳まで、蕎麦を食べに。;「箱根」勝馬亭と見晴亭―お昼ごはんをゆったり豪華に。 ほか)
秋(「箱根」瓔珞(ようらく)―鯛ごはんでオトナの贅沢。
「山梨」玉翠苑―葡萄を頬張りに。 ほか)
冬(「奥多摩」沸沢園(ほっさわえん)―火の力で呼び覚まされる岩魚、椎茸のうまさ。
「西伊豆」ささの―垂涎のキジ鍋とキジ串。 ほか)
著者等紹介
根本健[ネモトケン]
1948年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部中退。16歳からバイクに乗りはじめ1973年MFJセニア750cc全日本チャンピオン。1975年から1978年まで世界GPロードレースに参戦。その後、ライダースクラブ誌の編集長となり、ハンドリングの解析やライディング・テクニックの解説など理論派の代表的存在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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