内容説明
感動は「車輪の下」でなく、「車輪の上」にある―自転車を持っていない著者が、何の因縁か自転車専門誌「BiCYCLE CLUB」に連載をスタートさせたことに端を発した“自転車阿呆哲学”。自転車だけにとどまらず“禅”、“日記”、“ロボット”と、さらに広がる哲学の輪。奇書『ロックンロール・ダイエット』の著者、待望のコラム集。
目次
第1部 車輪の上―自転車はかく語りき(高尾山とポール・マッカートニー;E.T.と白い弁当;フェラーリと青い山脈 ほか)
第2部 禅モンド―笑う門には禅来る(禅の心とフィッシュダンス;僕がいて君がいる;難問には「かい~の」 ほか)
第3部 妄想劇場―日記と奈良とロボットについて(人はなぜ日記を書くのか;戯曲大人の修学旅行;ロボット対談『俺たちの取説を聞け!』)
著者等紹介
中丸謙一朗[ナカマルケンイチロウ]
編集者。コラムニスト。1963年、横浜市出身。立教大学卒業後、マガジンハウスに勤務。「ポパイ」「ガリバー」などで雑誌編集に携わる。1994年よりフリー。現在、ストロングコメディ研究所所長。雑誌・書籍を中心に、編集・執筆を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。