内容説明
イタリア車というのはイタリア人の欲するところを実にダイレクトに反映したものになっていた。格好よくて、速くて。その条件は工場を出たところで満たされれば、それでよかった。つくり手としてのメーカーはそこでお客に引き渡した時点で、充分に責任を果たしていた、そんなところがあった。マニアのクルマという域を出なかったイタ車の魅力を大解剖。
目次
第1章 イタリア車は面白い―アルファ・ロメオに見るイタ車趣味の法則(乗せていただくイタ車と乗っていただくイタ車;アルファ・ロメオに見る趣味の進化の道とは? ほか)
第2章 ブランドの魅力は、なにもファッションだけじゃない―エンブレムに見る伝統の力(ブランドの魅力は、それぞれのひいきを生んだ)
第3章 スーパーカー、スーパーカー、スーパーカー。忘れられない衝動―それはある種の信仰といっていい(「名門」とは別の魔力のスーパーカーの世界;フェラーリとランボルギーニ。テイストの違い、ひとの違い)
第4章 名もないブランドを探し、そこに光を当てる―それこそ究極、趣味の極み(深みにあるイタリア車。それは名もないブランド…)
著者等紹介
いのうえこーいち[イノウエコーイチ]
現在クルマ関連専門誌をはじめ乗り物分野のオーソリティとして活躍し、数多くの著書を世に生み出してきた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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