〔エイ〕文庫
猫と写真の時間

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  • サイズ 文庫判/ページ数 187p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784777901739
  • NDC分類 748
  • Cコード C0172

内容説明

大好評『ハッセルブラッドの時間』、『お茶と写真の時間』に続く、写真家・藤田一咲の「写真の時間」シリーズ第3作。ノラ猫が大好きという著者が、仕事や散歩の合間に出会った猫たちと会話をしているように楽しく、親しげに撮られた日本と海外の猫のポートレート写真の数々。強く、たくましく、美しく生きる猫たちのいろいろな顔、表情がたまらなくステキです。写真156点+書き下ろしエッセイ26話。

目次

第1章 和の猫その1(猫のいる風景;猫を撮る ほか)
第2章 洋の猫(猫の島々;眠り猫の島で ほか)
第3章 和の猫その2(猫の島;Cat Story―ブラックの思い出 ほか)
特別ふろく・座談会「一咲流猫の撮影スタイル」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

31
藤田一咲氏の写真は対象物との間にある空気感のようなものを感じられて 好きだ。この本の最初に「ノラ猫のいる風景が好きだ」と著者は書いている。ごく普通の風景がネコがそこにいるだけで、和むのはなぜだろう。カメラを意識するネコ、意識しないネコ。人に媚びることがないネコだからかもしれない。うちは犬派、ネコに庭をちょくちょく荒らされる。でもよそのネコにはカメラを向けたくなる。2014/09/19

マドロス

25
猫への愛情にあふれた写真&エッセイ。カメラを首から提げて、猫を探しながら街を歩きたくなる1冊。2016/11/20

ほじゅどー

11
★★★★「この猫、いいなあ」と思ったら、ぼくは素直にシャッターを切る。いい風景や人物に出会った時と同じように。でも猫の写真を撮ろうと思ってカメラを持って外へ出ると、そういう時に限って猫に出会わない。。。写真を撮るということは、カメラを通して自分以外のものと交流したり、周りの世界との結びつきを実感することで、精神的にも肉体的にもその働きを上向きにするような癒しになっていると思う。猫を写真に撮ることもこの写真を撮る癒しと猫そのものの持つ癒しが相乗的な効果を人にもたらす。2019/06/28

くろねこ

6
猫の写真を撮るとき、いつも昔仲の良かった一匹の猫をさがしている気がする、という言葉にものすごく共感。ねこ好きな人って誰でもそうなのかも。忘れられない大事な一匹がいるものなの。 ブラックの話では号泣。写真集で号泣しちゃうなんてね。 藤田さんとお茶したい。会ったことないけど大好き。ごろにゃん。2010/09/26

くるぽん

5
古本のにおいがぷんぷんする。周囲は褪せたグラデーション。20年以上前にフィルムカメラでこんなに素晴らしいノラ猫写真を撮っているなんて凄すぎて痺れる。これがフィルムの質感ってやつか。いいなぁ。2025/05/11

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