出版社内容情報
総収録アイテム数なんと600超!!!
広くて深すぎる日本の文房具ワールドの一大年代記
人気のレトロ系も満載で、マニアならずとも楽しめる一冊
【内容紹介】
昭和から平成の時代にかけて発売された種々様々な文房具をオールカラーの大ボリュームで紹介する年代記です。現在に至るまで連綿と続くロングセラー商品はもちろんのこと、昭和世代(および平成世代)が子どもの頃に愛用していた懐かしの文房具、時代感のあるユニークなアイテムなどを幅広く紹介することで、日本の文房具ワールドのとてつもない広さや奥深さをあらためて感じられる一冊となること請け合いです。ロングセラー系については、デザインの変遷をはじめ、広告ビジュアルやCMなども可能な限り収録する予定。さらに、年代記とは別の切り口で見せる特集ページや各種コラムなども織り交ぜてバラエティ豊かに構成します。
【構成】(予定)
■昭和編 1908-1969 ■昭和編 1970-1979 ■昭和編 1980-1988
■平成編 1989-1999 ■平成編 2000-2019
■ミニ特集 学習帳/セット文具/ハイテク文具
■コラム 小学校の思い出アイテム 算数系/図工系/エトセトラ
……etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
25
私が子供の頃、話題の文房具を使いこなしていた大人といえば担任の先生だったし、ファンシー文房具の流行は、転校生が教えてくれたものです。91年発売で本物のハーブが芽を出す「マイプランテーションボールペン」と、指で温めるとコーヒーが沸騰する「サイフォンボールペン」は是非復刻して欲しいです。昔は学校からほど近い場所に、小さな文房具店があったものですよね。駄菓子なんかも並べてあって、子供たちの社交場でした。◆併せて読むなら【古き良きアンティーク文房具の世界: 明治・大正・昭和の文具デザインとその魅力/たいみち著】2024/07/15
NORI
22
国内の文房具を年代別に、多くの写真と共に紹介する本。 十徳ナイフみたいな筆箱憧れたなぁ。買ってもらえなかったけど。学童品としては、昔黒と赤しかなかった書道セットも、最近はデザイン豊かになっていて驚いたが、その辺には触れられていなかった。 国内開発でこれだけの文房具達が生まれてきたことも、冷静に考えてスゴイ。この本というか、このシリーズは、とにかく国内商品の歴史として書かれているが、海外展開がどうなっているのかの情報も欲しい。日本生まれの文房具は、海外ではどれだけのシェアで使われているのだろうか。2024/08/13
キリル
11
明治から平成まで、各時代で愛用されてきた文房具でその足跡を辿っていく年代記。社会状況が文房具の開発に影響を与えたり、難しい状況の中でも画期的なアイデアは実現されていたりと各々の時代の概要は興味深かったです。文房具が仕事・勉強の道具から癒し・趣味の道具に位置づけがシフトしているという点になるほどと思いました。過去の文房具は色々と興味深いものがありました。筆箱のギミックがすごく凝っていて、よく思いついたなと感心しました。文房具トピックスと一緒にその時代の出来事が書かれているので時代背景も分かり面白かったです。2024/05/15
hoven
2
読んでて楽しい。全ページフルカラー。子供向けに図鑑にすればいい。昔の文房具なんて写真でも手に入れるのは難しいはず。2024/09/25
ガーベラ
1
図書館本。学生の頃使用していたボールペン「サクラクレパスのボールサイン」「ぺんてるのハイブリッド」を見つけて嬉しくなった。パッケージやデザインが昔のままあまり変わっていない「寺西化学工業のラッションペン」「コクヨの、スクラップブック」に驚き、「フエキ糊」「ヤマト糊」がそんな、昔からって言うくらい歴史のある商品だと知り、図鑑を眺めているみたいで楽しかった。2024/12/29