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出版社内容情報
空前の超ブームの中、全カプセルトイ愛好家に贈る究極の年代記 !
オールカラーの大ボリュームで日本のガチャ文化のすべてがわかる!!
内容説明
あの頃、わくわくしながらレバーを回した。友だち同士でコレクションの数を競い合った。昭和~平成のカプセルトイが一挙大集合!前代未聞の収録アイテム数で振り返る、日本のガチャの年代記。超ボリューム決定版!!アイテム1360超、台紙240超収録。
目次
1 誕生前夜―戦前~1966(ガチャガチャ夜明け前;にっぽんガチャガチャビジネス元年)
2 成長期―1967~1976(市場はやがて競合時代へ)
3 黄金期―1977~1989(夢と現実の小宇宙“コスモス”の誕生;第1次ブームの影にパチモノの嵐!;期待の新星ユージン参入!)
4 成熟期―1990~1999(黄金時代到来!第2次ブーム!!)
5 発展期―2000~2018(ガチャガチャ新時代へ!)
著者等紹介
杉村典行[スギムラノリユキ]
1969年生まれ。ガチャガチャ研究家(本業はコピーライター)。1990年頃からガチャガチャの歴史を研究。ガチャガチャの中身(玩具)だけでなく、台紙(POP)、カプセル、筐体などの貴重なアイテムを蒐集している。ガチャガチャ研究の第一人者として、マスコミへの資料提供のほか、テレビや雑誌の取材も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
93
子供時代によく回しました。どんなものが出てきたのか、残っているものは無いのでわかりませんが。スーパーや駄菓子屋の店先でよく見かけたけど、今はショッピングセンターやガチャガチャ専門店があるくらい。入っているものはとても良くできているものもあって、つい熱くなってあっという間に千円、二千円とつかってしまうのであまり近づかないようにしているけれどつい寄ってしまう。こんなジャンク品、植草甚一氏だったらきっと集めていたと思う。「今日は秋葉原でコーヒーのあとにガチャガチャで楽しんでみた」というエッセイを書いていたかも。2024/02/17
ままこ
73
時代ごとに紹介されているガチャガチャ。コレクター心をくすぐるマニアックなものが多いな。子供はもちろん大人もハマるわけだ。「目出し・舌出し」は不気味〜。入れ歯があると思ったら人気のモチーフらしい。色んな入れ歯バージョンがある(笑)「ふちがえる」🐸可愛い💕懐かしめの商品が多めだった。2024/03/21
あじ
28
10円ガチャ時代の景品は一見粗悪ではあるのですが、モチーフ自体がギャグなんですよね。小宇宙のカプセルから飛び出す「なんじゃ、こりゃ」は、それだけでネタになるという。どっきり釘にブーブークッション、南京錠に豆本、あったあった。この年齢になっても、欲しいものがいっぱいありました。ガチャガチャは愛着育む母かな、なんて一句がそれらしく浮かぶ高揚感に包まれっぱなし。【クロニクル版】は掲載数が厚く、オールカラーが嬉しい。2024/02/16
めとろん
8
気がついたら、物心ついたら存在していた『ガチャガチャ』。子どもの頃は自由にコレへ課金するのは困難でした。なぜなら親の反対と使えるお金を持っていない(おこづかいがない)から。いやーこの本で見て大笑い。昔のってパチもの感と謎っぽさがすごい。「いや、いらんやろ」って代物をなぜ入れる(笑)なんだコレー!から親にゴミ箱へ捨てられるまでがワンセット。特に巻末のフチ子を見てからまた遡ると‥チャチ感に浸れます。1980年代台紙のオカルトマリオとパチものシリーズ、大人のガチャなどなど。いやー笑いすぎました。2024/05/27
keith
5
子どもの頃は小遣いをそんなに貰えなかったので、ガチャガチャはほとんどやったことがない。それが理由かもしれませんが、載っているガチャガチャもほとんど記憶がない。どっちかと言えばグリコのおまけの方が記憶に残ってます。それで本書ですが、やはり最近のガチャガチャの方が造形美は昔と比ぶべくもないですね。2024/03/01