内容説明
笑顔と感謝の心が長生きの原動力。おしゃべり、料理、趣味、リハビリ―「コミュ力」と「チャレンジ力」でいつまでも若々しく!
目次
第1章 ゲゲゲの女房流の「コミュ力」(商家で鍛えられたコミュニケーション力;相手は自分を映す鏡;抹茶を点てて、おもてなしする文化 ほか)
第2章 気持ちもイキイキ「チャレンジ力」(学びを通して脳が若返る;単純計算と漢字問題が脳を刺激する;外国語でのコミュニケーション ほか)
第3章 若さにつながる「食」「家事」「趣味」「運動」(子どもの頃から台所仕事;愛情料理が健康の秘訣;驚かされた東京の食べ物 ほか)
おわりにかえて ゲゲゲの女房と娘の座談会
著者等紹介
武良布枝[ムラヌノエ]
昭和7年(1932)、島根県安米市大塚町生まれ。昭和36年(1961)、水木しげる(本名:武良茂)と結婚。以来、半世紀以上、漫画家・妖怪研究者として活躍する夫を支え続ける。平成20年(2008)、初エッセイ『ゲゲゲの女房 人生は…終わりよければ、すべてよし!!』(実業之日本社)を刊行。同作を基に平成22年(2010)、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』が放送され、一大ブームとなる。さらに映画化、舞台化もされて、「ゲゲゲの~」は「2010年ユーキャン新語・流行語大賞」年間大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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APIRU
6
女房殿も来年で御年90歳になられるそうです。この本ではそんな「ゲゲゲの女房」による長寿論が、コミュニケーションとチャレンジに視軸を合わせて紹介されています。「等身大・自然体」が長寿の秘訣。「自然に逆らわないで生きる」「自分で人生を何とかしようとは思わない」。幾重もの努力と苦労を経て至ったであろうその悟りには、何とも畏敬の念が湧いてきます。そして、いかな状況であろうと流れに応じて「今」を楽しめる才覚。それを聞いたとき、どこか「観音力」という言葉を思い出しました。端々に差し挟まれている大先生の逸話がまた愉快。2021/08/17
めっちー
1
故水木しげるの奥さんが書いたコミュニケーションや長生きの秘訣等の本。夫婦共々自然体で生きていていた半面、商家の娘という事もあり社交儀礼をしっかりと身に着け、話好きな女性で初対面の人と難なく話せるそうで羨ましい限りである。八十代なのに習い事もいくつもやっていて、何事も前向きに取り組んでいる生命力溢れる人である。色々見習いたい方だな。このような奥様だったから夫婦共々長く生き、水木氏はあそこまで売れたのだろう。自然体で前向きで人とコミュニケーションしたり、家族仲良くしていくのが長生きする秘訣なのかもしれない。 2021/11/11
nori
0
素敵な奥さんだったんだな。ふだん着の抹茶タイム、いいな。2023/05/27
綾
0
🌟同じ話を繰り返してもいい。お気に入りの話だから。少しだけぼける=幸せを反復すること。 🌟何事もシンプルイズベスト 2022/11/03
Hideichi Sekiya
0
この著者のように素敵に年を取りたいものです。2021/11/22