内容説明
「東村山音頭」「カラスの勝手でしょ」「最初はグー」「ヒゲダンス」「バカ殿様」「変なおじさん」「ひとみばあさん」で子どもから大人まで笑いの渦に巻き込み、『志村どうぶつ園』では、動物たちと心温まるエピソードを披露、役者としても新たな才能を発揮した―努力型天才芸人“志村けん”の知られざる本質に迫る追悼本。
目次
序章 お笑い界の巨星・コロナで逝く
第１章 「付き人の一人にしてください」
第２章 加トちゃん、ケンちゃん、黄金時代
第３章 視聴率男！「志村けん」に任せれば、だいじょうぶだぁ！
第４章 死亡説からモテ伝説まで。誰も知らない「志村けん」
第５章 芸能界「志村けん」の輪
第６章 なぜ、「志村けん」は『志村どうぶつ園』をやり続けたのか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶりん
17
去年３月のコロナでの死去からもうすぐ一年。まさか、有りえないとショックだった。誰もが知ってる人気者、色んな創作ダンスやコント等、沢山笑わせていただきました。それを「しむけん研究会」が彼の活動を取材から年を追って綴る。で、写真がなく白黒の絵なのでで想像で補う必要がある。本人の語りがないので研究会の想像で「～～だろう」と言う文が続くのが寂しいなあ。2021/02/09
Nazolove
17
お亡くなりになってしまったので思わず手に取った作品。 テレビでみてたらあれだけ元気に暴れまわってる方だなーと思ってたら意外とおとなしいタイプというのに驚いた。 前ブログで読んだあの文章が実は本来の志村さんだったのかな、なんて思った。 また、ドリフターズが長さんのワンマンだった、なんていうのも意外だなーなんて思った。(みんなでわいわいいいながらやるものかと思っていたので) また、何となく知ってるコント、自分の見てきたキャラの裏話も載っていたので今更ながら志村けんのすごさを知れた本であった。2020/09/27
たかぴ
10
図書館本。今のコントがあるのは志村けんの功績の一つだと思う。2022/02/27
のりのり🍳ぽんこつ2𝒏𝒅
7
図書館で見つけた本。編者は「しむけん研究会編集部」となっており、権利の関係なのか本人の写真は一切使われていない。また内容も、本人語りではなく、すべて関係者からの取材などから浮き彫りになる志村けんであり、つまりはエピソード、どれも伝聞であったり事実からの推測であったりというものなのだが、「志村史」を振り返るにはいろんなTV 番組や出来事がよく網羅されているように思う。女性関係や死亡説などそういえばこんな話題があったなぁと懐かしんだ。特別ファンというわけではなかったけれど、コロナで亡くなるとはショックだよなぁ2021/01/14
Keiko
4
志村けんのエピソードをまとめた本です。参考文献を見ると雑誌やテレビ番組が記載されていたので、それをまとめたのでしょう。 何れも何処で聞いたことがある内容でしたが、志村けんという人を改めて知るにはよいかと思います。小さな頃から志村けんの番組をたくさん見て育ったので寂しいですね。 ご冥福をお祈り申し上げます。2022/07/05
