東京ラーメン系譜学

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784777824557
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0077

内容説明

屋台から巣立った行列店たち、町中華の発祥に、つけ麺の誕生、背脂ブームやチェーン店の発展…令和まで脈々と受け継がれる、奥深き“東京ラーメン”の歴史。その一端がいま、紐解かれる。

目次

第1章 “東京ラーメン”の知られざる系譜(ホープ軒本舗;ホープ軒 ほか)
第2章 町中華系ラーメンとつけ麺の誕生(代々木上原大勝軒;丸鶴 ほか)
第3章 フランチャイズとローカルチェーンの発展(札幌ラーメンどさん子;ラーメンショップ堀切店 ほか)
第4章 ホープ軒屋台から巣立った行列店たち(じょっぱりラーメン;らーめん弁慶 ほか)
第5章 とんこつブームと環七戦争、その後…(御天井草本店;ラーメン大堀切店 ほか)

著者等紹介

刈部山本[カリベヤマモト]
広く大衆食に精通するライター。街の風景の記録や研究、その街ならではの飲食店の探訪レポートなどを各種メディアで精力的に発信している。『マツコの知らない世界』(TBS系)にも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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fwhd8325

49
かなり、こってり系への思いが強いようです。私も、以前はこっている系を追い求めていた時代があります。ずいぶん、懐かしいお店が登場して、久しぶりに、とお腹を見て、複雑な心境です。どさん子チェーンは、本当によく行ったお店が紹介されていました。あの店にこんな歴史があったなんて知りませんでした。最後に紹介されているイレブンフーズも、一度だけ行きました。個性的なのは、ラーメンだけで無く、勘定を払うときに、迷ったことを思い出しました。2020/03/14

ミライ

38
東京のラーメンの歴史を紐解いた一冊、著者はテレビ番組「マツコの知らない世界(チャーハンの回)」にも出演したこともある刈部山本さん。東京ラーメン(ホープ軒など)、町中華系ラーメンとつけ麺(大勝軒など)、フランチャイズとローカルチェーン(ラーメンショップ、どさん子など)、とんこつラーメン(なんでんかんでん・御天など)までいわゆる老舗系店舗中心にその歴史が語られる(家系・二郎系の話もあり)。昔のお店の写真から創業者・関係者の写真、東京ラーメン系譜図まであり内容盛りだくさんで満足。2020/01/18

おかむら

34
東京のラーメン屋の栄枯盛衰。意外と鶏ガラあっさり醤油ラーメンではなかったりするのが面白い。ホープ軒、二郎、環七とんこつなどなど。昭和を知る者としては、札幌ラーメンどさん子と桂花ラーメンが懐かしかったわー。あと郊外でよくみかけた「ラーメンショップ」の赤い看板、あれやっぱチェーン店だったのねー。東北は「くるまやラーメン」ってのよく見かけます。入ったことないけど。著者はマツコの板橋しっとりチャーハンに出た人。2020/03/09

もんらっしぇ

30
ラーメンはテレビを中心に取り上げられない日はないと言ったら言い過ぎか。もちろん雑誌やネットでも常に注目されているが表面的なことしか取り上げられないのが実情。本書はその点色々な疑問点に答えてくれる嬉しいムック本。ラーメンのみならず町中華の方向にも、著者の突っ込んだ取材姿勢には思わず脱帽。ラーメン系譜学というタイトルも見事だし庶民文化・大衆文化史の側面も。ただ一つ惜しいのが、永福町大勝軒への踏み込んだ取材と記述がない点。そこが知りたかったんですが… 2020/06/28

Masa

2
ラーメン歴史、知っとこうー!2021/01/30

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