内容説明
今や世界にも拡大し始めているおにぎりは「日本食の原点」。米、塩、海苔、具材がおりなす調和こそがおいしさを生み出す。定番から新感覚まで70レシピ。
目次
おにぎりのこだわり
ご当地おにぎり
おにぎりの定番食材
ディップおにぎり
簡単アレンジおにぎり
焼きおにぎりの作り方
アレンジおにぎり
おにぎりの名店
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
112
おにぎりの本 2019.12発行。字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。北海道は、鮭山漬けおにぎり。山形は、みそ焼きおにぎり。千葉は、しょうゆめしおにぎり。富山は、とろろ昆布のおにぎり。三重は、天むす。大阪は、塩昆布おにぎり。山口は、わかめおにぎり。愛媛は、鯛めしおにぎり。福岡は、かしわおにぎり。沖縄は、ポーク玉子おにぎり。鮭山漬けおにぎりと石狩汁は食べたい。また、とろろ昆布のおにぎりとぶり汁は良さそう。わかめおにぎりは、食べたことがないので興味が湧く。お腹が減ってきます、食べたばかりなのに困ったな…2020/01/12
よこたん
54
“おにぎりに味付け海苔を巻くのも大阪ならでは。” 味付け海苔自体が全国区ではなかったのね。はるか昔、コンビニのおにぎりで、三角で焼き海苔つきのを食べて驚いた。おにぎりって地域性の塊みたいなものだなあ。ありあわせの具で握ったおにぎりと、同じ具でお弁当箱に白ご飯と詰め合わせたものとは、絶対味が違う気がする。握ることで、私たちの見えないところで密かにおいしい反応がムクムクと醸し出されている気がする。アレンジおにぎりより、何気ないいつもの定番の方が飽きないし、おいしそう。ころんと丸い「うなたまおにぎり」食べたい!2020/06/28
Koichiro Minematsu
35
おにぎり🍙2021/12/04
蒼
29
約半世紀前の12月28日、子供の自分は庭に据え置かれた臼と杵の前で祖母が持ってくる蒸した餅米を待っていた。やがて臼にもうもうと湯気を上げる餅米が入れられ、杵を持つ祖父を待たせな祖母が熱いだろう餅米を塩を乗せた手であっという間に握っていく。餅つき直前の楽しみだったあの塩結びが、自分の中の最高のおにぎりだったような気がする。様々な具を握り込んだおにぎりが家庭の数ほどあるだろうが、ふと自分の唯一のおにぎりを思う本だった。二人の息子達にそんなおにぎりを握ってあげたことがあったのだろうかなとも思う本でもあった。2020/07/13
たまきら
27
形と地域性、歴史背景や郷土性、新しいレシピまで網羅された楽しい一冊です。お寿司もそうですが、にぎるとなぜ大量にお米を食べられてしまうのでしょう。4合ぐらいあっという間に消えるもんなあ。2020/06/12