内容説明
私たちは、自動車による移動形態の大変革の真っただ中にいる。近い将来、人々は自動車を所有せず、アプリを操作して呼び出した無人の電気自動車で移動するようになるだろう。本書は、2004年に開催されたロボットによる無人自動車レースから現在進行中の技術開発の狂騒に至るまでの描写を通じて、自動運転の歴史をひもとき、現在を分析し、未来を予測する。自動運転の本質を理解し、それが引き起こす革命の時代を生きていくための、究極のガイドである。
目次
はじめに 現代の自動車が抱えている問題
第1部 ターニングポイント(DARPAグランドチャレンジ;セカンドチャンス;歴史はビクタービルでつくられた)
第2部 自動車の新しいDNA(陸に上がった魚;画期的なアイデア;“あと少し”では意味がない)
第3部 未来のオートモビリティに向けて(10万1000マイルの挑戦;変化の種;4兆ドルの破壊的イノベーション)
第4部 ティッピングポイント(大移動;運転の機会;ヒューマンファクター)
プロローグ 探求は続く
著者等紹介
バーンズ,ローレンス・D.[バーンズ,ローレンスD.] [Burns,Lawrence D.]
ゼネラルモーターズ(GM)の研究開発・計画部門の元副社長。GMでは先端技術やイノベーションプログラム、企業戦略を統括した。その後はミシガン大学で工学実践の教授を務め、コロンビア大学でも持続可能なモビリティのプログラムを主導した。2011年からグーグルの自動運転車プロジェクト(現在のウェイモ)の顧問。米国工学アカデミーの会員。ミシガン州フランクリン在住
シュルガン,クリストファー[シュルガン,クリストファー] [Shulgan,Christopher]
ライター。世界的に有名な専門家とのコラボレーションを専門とする。8冊の著作がある。カナダ・オンタリオ州トロント在住
児島修[コジマオサム]
英日翻訳者。1970年生まれ。立命館大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tokkun1002
Jiemon
vonnel_g
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