出版社内容情報
まだ知らない日本に会いに行く。
日本の島を歩き回る女子が厳選! “非日常"を味わう離島30
大畠順子[オオハタジュンコ]
著・文・その他
内容説明
日本の島を歩き回る女子が厳選!“非日常”を味わう離島30。まだ知らない日本に会いに行く。初・中・上級編に分けて紹介。離島デビューにおススメの島からマニアックな秘島まで…
目次
まず行くならココ!ビギナー編(式根島(東京都)
粟島(新潟県)
与論島(鹿児島県) ほか)
ちょっと慣れたら行ってみたい!中級者編(礼文島(北海道)
利尻島(北海道)
飛島(山形県) ほか)
これぞ離島の醍醐味!上級者編(青ヶ島(東京都)
宝島(鹿児島県)
与路島(鹿児島県) ほか)
著者等紹介
大畠順子[オオハタジュンコ]
1983年生まれ。群馬県出身。離島女子ひとり旅の先駆者で、普段はラジオ局に勤務する普通の会社員。2011年より日本の離島ひとり旅をスタート。様々な離島旅を実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro
80
読メでこの本を知ってすぐ図書館で予約した。大畠さんが一人旅で訪れた29の離島を初、中、上級に分けて紹介した本。写真も多く大変読みやすかった。登場した北の礼文・利尻島、"東京都"の島々、東北の日本海の島、瀬戸内海の島、九州・沖縄の島々は、どの島も都会と比べ、もちろん不便なのは間違いないが、自然、気候、地形、食べ物、文化においてそれぞれ個性的があり魅力的だった。そして離島での不便さをカバーしているAmazonの力も知ることもできた。Amazon恐るべし。大畠さん、離島ひとり旅を続けて、続編をお願いします。2019/02/10
mukimi
55
なんて魅惑的な題名…!私も数年前ひとり旅した与那国島や八重山諸島が載っており購入。思い出が蘇る。早起きして原付で朝日を見に行った。サンダルで必死で崖を降りてみた朝日は涙が出るほど綺麗だった。夜中に、誰の目も気にせずめちゃ薄着で原付に乗り海辺を走って潮風を全身に浴びた。民宿で一緒になった人達と砂浜で星見酒を飲んだ。感動のため息が止まらなかった。私の人生の素晴らしい思い出。それも民宿というホーム、原付という足があったからできたことで、この本はその点の講評もあり有意義でした。週末ふらっと行けちゃう島もあり。2019/03/10
あじ
50
国内にありながら未知の領分を意識させる“離島”。そして“ひとり旅”という純度の孤高さ。旅愁と好奇心をポケットに詰め込んで、漂着先をサイコロに託した─。出目は香川県と鹿児島県に集中。島から島へと流れる事が出来る欲張りなプランを立てた。アクセスや宿泊、名物などの情報がコンパクトに掲載されているので足掛かりは充分。あとの開拓は現地でのお楽しみに。オールカラーで30島を紹介。ビギナーから上級者までをターゲットにしています。コラムも参考になりました。2018/10/13
どぶねずみ
43
日本におよそ6800もの島があるうち、有人島が418島と言われている。小さな島ではそもそも人口が20人ほどしかおらず、島1周が10kmほどで観光客も少ない。そんな場所での「何もない」を楽しむとはどんな感じだろう。時期によっては宿泊先も客が一人しかいなかったり、どれだけ寂しいかと思いきや、そういう場所では客を家族のように迎え入れてくれるし、常に声をかけてくれる。ひとりで出掛けたとしても本当に楽しそうだ。ハードル高いけど、いつか試してみたい。2023/07/31
TATA
40
非常に興味深く読んだ。改めて地図を見ても日本というのはいかに国土が東西南北に広がっているのか。その植生や風土も全く違う。この海の向こうに何があるのか、そして国境となる島であればその歴史も異なる。この不便さを好むことができれば離島の旅ほど面白いものはないのだろうな!2025/02/23