内容説明
今、埋もれた昭和史が掘り起こされる―。パイオニア精神で突き進み、最果ての地・羅臼で散った悲劇の“第3団体”。
目次
国際プロレス―設立から崩壊までの軌跡
ストロング小林
マイティ井上
寺西勇
デビル紫
佐野浅太郎
アニマル浜口
鶴見五郎
大位山勝三
稲妻二郎〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
snakedoctorK
6
メジャーになりきれなかった、国際プロレス。 お金が大事だとあらためて思いました。 それとfor meの精神では繁栄しないんだなとも思いました。2019/09/29
SU
4
インタビュー集。最高でした。ご在命だったら、冬木弘道さんのインタビューも読みたかった。2018/11/09
鷹ぼん
4
圧巻の624ページ建て二段組。数年にわたって隔月刊プロレス誌『Gスピリッツ』に連載されてきた証言集を一冊にまとめたもので全て既読だが、時間を忘れて読みふけってしまう。全日本=馬場、新日本=猪木という巨大勢力に大きく後れをとりながら、吉原社長以下、実直な人間が集った国際プロレス。TBSが全国ネットしていた昭和40年代から大好きだった。吉原、ラッシャー木村、グレート草津の三巨頭がいずれも故人で証言がないが惜しまれる。リングサイドで観た木村vsジプシー・ジョーの金網デスマッチの飛び散る鮮血が懐かしい。2017/12/29
Takashi Okawara
2
国際プロレスの選手、裏方など関係者に対するインタビューをまとめた本。600ページ以上とボリュームは膨大だがそれぞれの記事に読み応えがあり長さを感じさせない。吉原社長は勿論、ラッシャー木村、グレート草津など記録を遺してもらいたかったが故人となったキーマンも存在するが一方で時間が経過しだからこそ語れたこともあるだろうし、いつまとめれば良かったのかは難しいところ。会社を潰した立場でも吉原社長の人徳はすごかったというのと、これだけけちょんけちょんに言われてる草津の言い分も聞いてきたかった気がするのが中身への感想。2020/08/11
pudonsha
2
とにかく草津の印象が悪い。2020/04/27