出版社内容情報
フェリシモ猫部ブログ「道ばた猫日記」で絶大な人気を誇る佐竹茉莉さんが綴る全身マヒの猫さっちゃんのエッセイ。
佐竹茉莉子[サタケマリコ]
内容説明
動物たちはやさしく、気高い。助け合い、ともに生きる猫たちの物語。
目次
さっちゃんの1日
さっちゃんがここに来た理由
迷い犬だったハッピー
山猫母さんの子たち
赤ちゃん猫がやってきた
春がきた
3きょうだい
さっちゃんの夏休み
サチとゴロー
巡るいのち
でっかい新入り
里山で生きる
著者等紹介
佐竹茉莉子[サタケマリコ]
フリーランスのライター・写真家。路地や漁村、取材先の町々で出会った猫たちのしたたかけなげな物語を写真と文で伝えるべく、小さな写真展を各地で展開中。フェリシモ猫部にてブログ「道ばた猫日記」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こみっくま🍏10
48
千葉県のキャンプ場・花はなの里には17匹の猫と7匹の犬が暮らしている。全て迷い込んできたり事情があって持ち込まれたワンちゃん&ネコちゃん。オーナーの麻里子さん夫妻の愛情に包まれて今では見ることの少なくなった「ペット化」されていない暮らしがキラキラ光っている。全身麻痺の猫・サチを始めとして先輩犬猫たちは新入りを我先にと可愛がり守る。人間も見習いたいと思うような素晴らしい社会がある。カラー写真をふんだんに使い物語風に優しく描かれている写真絵本。サチのGFそうちゃんとの夏のふれあいがたまらなかったなあ。2017/05/13
瑪瑙(サードニックス)
46
全身麻痺の猫のさっちゃん。麻里子ママと長平パパと猫仲間に犬仲間と里山で自然に育まれながら暮らしている姿が、本当に自然で、昔の日本の原風景を見ているようでした。都会の猫や犬たちと違って半野生で暮らしているさっちゃんたちが本当に幸せそうです。そこにはちゃんとルールがあって、皆がそれを守っているのが素敵です。でも、たくさんの捨て猫や捨て犬の面倒を見ている麻里子ママと長平パパを尊敬します。オートキャンプ場とカフェのお仕事をしながらなのに、本当に尊敬します。おおらかさがないと出来ないですよね。私には真似できないです2018/05/17
ケイプ
39
千葉県房総半島の真ん中あたり、里山で暮らす猫たちの暮らし。筆者の佐竹さんはこう書いています。人間のペットではないからこそ、動物本来の慈しむ気持ちが、ここには息づいているのかもしれません。命は巡っていくのですね。さっちゃんよかったね。2019/02/21
一式隼
9
数年前、BS放送で見かけて気になってた猫さんの消息を辿って、行きついた本。「あ、あの猫さんだ!」と。条件もなにもない、私にはただただ素晴らしい一冊。写真もとてもいい。涙で曇ってなかなか読みづらかったー。さっちゃん、本当にありがとう。たくさん教えられました。 2022/01/01
れい
8
【府立図書館】カラー写真が豊富で見ていてホクホクとしました。フェリシモ猫部とのつながりがあったんですね。犬猫が、障害があっても、老いも若きも、出時がどうであろうとも、仲良く暮らせる里山。大変なことも多いのだろうけど、元気で暮らす姿に、私も元気を貰いました。2018/07/29
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