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出版社内容情報
あなたはどんな音を、そしてどんな想い出を、「カセットテープ」に刻んできましたか?
ノーマル、ハイポジ、メタル、SONY、TDK、maxell……
時代に彩りを添えてきた、愛すべき記録メディアの集大成!
エアチェックやレンタルレコードのダビング、自分だけのコンピレーションであるマイテープの編集……
今でもそれぞれの心の片隅にある、“あの頃”の甘美な記憶をプレイバックさせる一冊。
昭和という時代を語る上で欠かすことのできないアイテム「カセットテープ」について徹底的に掘り下げる、
かつて類を見ないクロニクルです。
音楽をめぐる様々なシーンで、いつもそばに寄り添ってくれた彼ら。
カセットテープなくして、ぼくたちの青春時代はけっして語れない。
【主な内容】
■懐かしのカセットテープ小僧
絵と文 牧野良幸
■思い出のカセットテープカタログ
・ソニー編
・TDK編
・maxell編
・その他のメーカー編
富士フイルム・AXIA、That’s、DENON、
リールタイプ、メーカーライン系、オーディオ視聴用テープ、
海外メーカーほか
■カセットテープ考現学
ラジカセマイスター 松崎順一
■懐かしのテープグッズ狂想曲
■昭和カセットテープCMデータベース
■カセットテープヒストリー
■カセットテープお作法講座
■ミュージックテープの現在と未来
■カセットテープの時代に会いにいく
~昭和に出会える電気店、岩手・三共無線
……etc.
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COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
83
カセットテープにはたくさんの思い出があるなー。FM放送で録音したい曲が流れるのを待っていたこと、たるんだテープを鉛筆で巻いたりカーステレオのテープが伸びてニョロニョロでてきたこと。録音した曲をラベルに書くときあまりに自分の字の下手さに嫌気がさしたこと。etc.この本にはメーカー別のカセットテープが紹介されているだけでなく昔の出来事を懐かしく思い出させてくれる、そんな本だった。図書館本 2017/02/17
山田太郎
77
年代的にずっぱまり。懐かしすぎる。マクセルが一番でそのあとTDK、ソニーだったけど、いつのまにか、ソニーが逆転したような気がする。録音する音楽でちょっといいテープ使うか悩んでたあの頃はよかった。今無作為にIPODに突っ込んでるだけだもんな、愛がないな、やっぱり。2015/09/11
へくとぱすかる
64
消えてしまったメディアかと思ったら、全然そうではなかった。簡単に録音・コピーができることを利用して、アマチュア・ミュージシャンの(プロも)、発表媒体となっている現状には納得。適材適所ということだろう。カセットという言葉の元である、宝石箱という意味合いがよくわかる。あの大きさがよかったのだ。欲をいえば、マイナーな、もっと多くの製品も掲載してほしい。2018/02/28
ツバメマン★こち亀読破中
31
ノーマル、ハイポジ、メタル…TDK、maxell、SONYの3強を中心に各メーカーがカセットテープの音質の向上を目指してしのぎを削った時代。そうとも知らずに僕は「いかにキレイな字でインデックスが書けるか?」とか「いかに曲の切れ目をキレイに録音出来るか?」ということばかりに気を使っていました、ゴメン。でも近年メジャーアーティストによってミュージックテープがリリースされるなど、その丸みのある音質が見直されているとのこと。また聞いてみたいなぁ。2016/03/06
kei-zu
29
カセット・レーベル、インデックス作り。ああ、すべてが懐かしい。 私は、値段の手ごろさからTDKのADを一番使いました。でも、ソニーのHF-Sが発売されてからは、その格好良さに手を伸ばすことが少なくなかったです。 FujiのAXIAは、スリムケースが収納の助けになりましたっけ。斉藤由貴のCMも懐かしい。 カセット世代の私は、職場で会議を録音するためにMDを渡された際に「これって、巻き戻すの?」と聞いたというね。2021/05/05