内容説明
事故で障害を負った男の子、心的外傷後ストレス障害に苦しむ帰還兵、悪性の脳腫瘍で余命わずかと宣告された少年―リコシェはいつも、誰が癒しを必要としているのか、わかっていた。傷ついた本人だけではない。彼らの家族、友人、そして周りで見守るすべての人々に希望と笑顔を運んだ。サーフボードに乗って。介助犬訓練を脱落したやんちゃすぎるサーフィン犬が起こした奇跡。
目次
きっかけ
幼いころ―喪失と恐怖
暗闇の出口
誕生―宇宙の贈りもの
ケ・セラ・セラ
期待という罠―離れていった心
受容―魂の解放
再生―ありのままに
善の勝利
悲劇を越えて
すべては必然
神の介入―天使に守られて
強くなること―語られない言葉を通して
共感、洞察、魂に触れる
奉仕と自己犠牲
聖なる旅
著者等紹介
フリドーノ,ジュディ[フリドーノ,ジュディ] [Fridono,Judy]
医療経営管理や健康ビジネスの分野で働いていたが、介助犬育成という使命に目覚め、トレーナーの学位を取得。サンフランシスコ聴導犬協会や海洋生物愛護協会の資格も所有。NPO団体「パピー・ブロディジー・ネオ・ナータル」および「アーリー・ラーニング・プログラム」を立ち上げ、障害のある人びとのために介助犬を訓練している。また、世界で1匹の「サーフィス・ドッグ」、リコシェの保護者。現在はサンディエゴで、リコシェと介助犬のリーナと暮らす
プファルツ,ケイ[プファルツ,ケイ] [Pfaltz,Kay]
ライター。多数の媒体で執筆活動を行う。印税は動物保護にあてている
小林玲子[コバヤシレイコ]
国際基督教大学教養学部卒、早稲田大学院英文学修士。サイマルアカデミーで翻訳を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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白のヒメ
hanagon44
Noboru
明るい果物
tageco