内容説明
スーパー戦隊、メタルヒーローから平成仮面ライダーまで、主に80年代~現在の東映ヒーロー作品を支えてきた“スーツアクター”たち。現役アクターとして、あるいはアクション監督に立場を変え、今なお現場に携わる英傑20名の証言で、仮面の下に隠されたヒーロー・怪人の素顔に迫る!
目次
第1章 Mr.平成ライダー&Mr.平成レッドの軌跡(高岩成二;福沢博文)
第2章 昭和から平成へ仮面の下のイノベーション(蜂須賀祐一;岡元次郎;清家利一;竹内康博;おぐらとしひろ)
第3章 平成世代が立つ仮面闘争の最前線(押川善文;永徳;渡辺淳)
第4章 東映ヒーロー史に刻み込まれた匠の技と業(日下秀昭;岡本美登;喜多川務(2tom)
大藤直樹)
第5章 プレイヤーからアクション監督への転身(村上潤;竹田道弘;石垣広文;宮崎剛)
第6章 現場に帰還した伝説のリアルヒーロー(大葉健二)
著者等紹介
鴬谷五郎[ウグイスダニゴロウ]
特撮・漫画系ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
16
スーパー戦隊シリーズ、平成仮面ライダー、メタルヒーロー等の80年代以降の東映特撮を支え続けるスタントチームJAC(現JAE)において、アクション監督として、或いは今なおスーツアクターとして現場に立ち続ける者から生ける伝説まで、実に20人に及ぶ膨大なインタビューでその歴史を振り替える談話集。段取りを決め込み、それが産む様式美の戦隊、ある程度までしか決めず、その場の流れ(現場用語では「成り」と言う)による、言わば定形の無い立合い重視の平成ライダーの、似て非なる作劇の舞台裏の歴史(以下コメ欄にて)。2015/05/12
サンダルチア
10
迫力ある証言集。値段以上の価値がある本です。2017/01/20
キー
7
東映の戦隊ヒーロー、メタルヒーロー、平成ライダーシリーズを、主に'00年代に活躍したアクターを中心に、一部'80年代に活躍したアクターも含めた20人のJAC(JAE)のアクターへのインタビュー集。どのインタビューでも、名言と言えるようないい言葉を引き出していて、著者はインタビュアーとしていい仕事をしてます。最後は、大葉健二氏のインタビューで締めているので、アクター達がみんな20代だった頃、'80年代の戦隊ヒーロー・メタルヒーローのキレッキレのヒーロー・アクションが、懐かしくて仕方なくなりましたよ。2016/04/26
なつき
7
どの頁も熱い!多くの方が真田さんの「百地三太夫」をきっかけに挙げられていて見たくなりました。ギャバンの大場さんが「コータロー」の天光寺に触れてくれているのが嬉しい。あれも真田さん志穂美さんと贅沢な映画でした。2015/03/10
秋乃みかく
6
★★★★☆ 東映ヒーロー作品を支えてこられたスーツアクターさん20名のインタビュー集。とても濃い内容で面白かった!スーツアクターの仕事ってホント過酷だなぁ~(@_@)スーパーヒーロータイム、これからは正座して観ないと!(笑)2016/01/15
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