内容説明
なんで?空は青いの?なんで?ウンチは茶色いの?なんで?赤は「止まれ」なの?なんで?夢を見るの?子どものどんななんで?にもきちんとこたえたい。3~6歳の好奇心を育てる。
目次
1 子どもを育てる学びの「種」(「感じる・考える・伝える」ことが、学びのはじまり;「見て」「聞いて」を受け止め、学びを育てる;「なんで?」から、親子の会話を広げる ほか)
2 いえのなんで?なんで(なんでたまごは「黄身」と「白身」にわかれているの?;なんで果物はいいにおいがするの?;なんでお腹がすくの? ほか)
3 そとのなんで?なんで(なんでアサガオは朝開くの?;なんで秋になると葉っぱの色が変わるの?;なんで種をまくと芽が出るの? ほか)
著者等紹介
丹伊田弓子[ニイダユミコ]
1945年生まれ。東京学芸大学大学院修士課程(理科)卒業。小学校教師歴34年。川口短期大学非常勤講師。東京学芸大学非常勤講師。日本生活科・総合的学習の時間教育学会学会員。生活科教育研究会会員。幼児の遊びと学び(学びの基礎力)、生活科教育、理科教育に関する実践研究活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shigoro
7
子供が質問しそうな身近なネタに対しての、簡単な答えを示してくれる。大人でも意外と知らないことが多いので、質問に対しての答えに自信をもって言えるのは少ないかも。誤魔化しや、適当に言ってしまってることが多い。まぁ子供の質問って限定するのではなく、知識として、また雑学として読んでもいいのかも。ちょっとした話のネタにはなる感じを受けた。 2012/10/16
のり
3
子どもは感じ・考えたことを「見て」「聞いて」と伝えることで、自分の考えを整理し、行動を振り返る。そして誰かに伝えることで、言葉の幅を広げ、コミュニケーション能力を高めていく。大人が返す言葉によって、子どもの心は弾み、「もっと伝えたい」「知りたい」と探求する心が育つ。子どもが「見て、聞いて」と言いたくなる大人であることこそ、子どもの「伝える力」を育てる。子どもたちにとって世界は未知の宝箱。子どもの「なんで?」をどのように大人が受け止め、反応するかによって、そこから先の世界は変わってくる。購入したい本。2019/05/16
kent6201
3
最近、なんで、なんでが増えたこどものため借りましたが、少し時期が早かったようです。なんで?に論理的な正解を答えてあげることより、発見を共有してあげることが大事なんですよね。適当に答えると子供の意欲がなくなる。本の中身はググれk…といった内容。再読はないわ。2014/09/25
tulip
2
ドキドキするのは心臓のフタが閉じる音。汗が出るのは乾くときに体が冷えるから。2016/11/23
ぴろーん
2
なぜ空は青いか、なぜ赤信号が止まれなのか、なぜ消しゴムで文字が消えるのか。3〜6才のなぜなぜ期に対しての答え方。でもマジレス。少なくとも3才に「晴れた日は太陽の光のなかにある青色が見えやすいからだよ」と言っても理解できないだろう。心の目線を子どもの高さに合わせるというのが大切ですね。2015/01/19