出版社内容情報
「数学」は、私たちの生活や仕事と密接にかかわっていますが、知らない人が見れば、まるで魔法のように見えるかもしれません。
本書は「数学」という魔法の道具にまつわる話を、現代・過去・未来にこだわらずに取り上げた、「数学を知りたい人」のための本です。
語り部「シエラザード」が毎夜語る、千夜一夜の物語になぞらえ、「道具」として作られた数学の起こりから、魔法のような計算式や
理論の話、さらにはプログラムから最新の「AI」の話まで、40を超える幅広い数学のエピソードを紹介。
本書を読むことで、数学という不思議な世界をより広く、楽しく感じられるでしょう。
内容説明
「数学」は、私たちの生活や仕事と密接にかかわっていますが、知らない人が見れば、まるで魔法のように見えるかもしれません。語り部「シエラザード」が毎夜語る、千夜一夜の物語になぞらえ、「道具」として作られた数学の起こりから、魔法のような計算式や理論の話、さらにはプログラムから最新の「AI」の話まで、40を超える幅広い数学のエピソードを紹介。
目次
第1章 数学における4つの「魔法のランプ」(道具として生まれた数と魔法の話;量と0の誕生 ほか)
第2章 数学の天才と発展(AIという新しい世界へつながる魔法の扉;今も解けていない「ナヴィエ・ストークス」という化け物 ほか)
第3章 機械学習の発明(順問題と逆問題、機械が学習する機械学習;AIの仕組みと奇跡のコード「Python」 ほか)
第4章 機械学習で「もしも」を解く(機械学習・AIコレクション;ディープラーニング(深層学習)とは ほか)
著者等紹介
和田尚之[ワダヒロシ]
宮城県気仙沼生まれ、東京日本橋人形町で過ごす。1977年、日本大学在学中渡米、UCBerkeley教授Garrett Eckbo氏の事務所で環境論研究。また、渡米中UCLA教授Lawrence Halprin氏、Harvard大学教授Robert L.Zion氏と関わり、帰国後も影響を受ける。1978年12月Zion氏の「ミッドタウン・パーク・システム」を翻訳(環境計画家協会、環02号)。大学卒業後、日本大学数理工学科登坂宣好教授の研究室で、7年問、環境分野での境界要素法(2次元非定常移流拡散問題の積分方程式法)の研究。1998年、長野県に活動拠点を移す。2003年、信州大学大学院工学系研究科博士後期課程修了(2年で博士の学位取得飛び級修了。奥谷巖教授研究室:地域計画・交通論)。地元の大学で非常勤講師として情報系講座の講義で10年教鞭を取る。2017年以降、東京でAIセミナー、AI講演会(経産省・国交省・土木研究所後援)で講師。慶應義塾大学の武藤佳恭名誉教授・武蔵野大学データサイエンス学部教授のもとで自然エネルギーを使った温度差発電(薪ストーブ発電によるしEDイルミネーション)等で観光・地域のにぎわい化や機械学習・AIの無償教育啓蒙活動などを行なつている。専門は地域学(自己組織化臨界状態理論)、数理学(データサイエンス・機械学習)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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