出版社内容情報
最近のオープンソース「CAE」(Computer Aided Engineering)の、解析機能や計算性能は、商用の「CAEツール」に迫るものがあります。
「PrePoMax」(プリポマックス)は、「CalculiX」という従来から評価の高い「オープン」の「CAEツール」を組み込んだ、商用の「CAE」に匹敵する、非常に使いやすい操作を
実現した、フリーの「構造解析ツール」です。
これまで、「PrePoMax」について手順を解説した資料は、公式ホームページにある、
“動画によるチュートリアル”の他はありませんでした。
そこで、筆者が「PrePoMax」開発者の協力を得て作ったのが、現状、唯一の解説本となる『「PrePoMax」ではじめる実践構造解析』です。
難しい「構造解析」の理論は省略し、“実践的な解析ツール”として「PrePoMax」を活用
することを目指しました。
本書は、2018年に出版されたものを、今の環境に合わせて修正した改訂版です。
建築などで使われる「PrePoMax」の、弊社の本書籍が世界で唯一出版されている解説本です。。
内容説明
「PrePoMax」(プリポマックス)は、「CalculiX」という従来から評価の高い「オープンソース」の「CAEツール」を組み込んだ、「商用CAE」に匹敵する、非常に使いやすい操作を実現した、フリーの「構造解析ツール」です。これまで、「PrePoMax」を解説した資料は、公式サイトの他はなく、本書が「PrePoMax」開発者による協力を得て作った、現状、唯一の解説本となります。難しい「構造解析」の理論は省略し、“実践的な解析ツール”として「PrePoMax」を活用することを目指しました。
目次
第1章 フリー構造解析ツール「PrePoMax」の概要と導入
第2章 基本となる「構造解析」例題の実行と分析
第3章 各種「形状データ」からの「メッシュ」作成手順
第4章 「スクリプト」を修正する「弾塑性解析」の例題
第5章 「簡単な接触」を考慮した基本的な「接触解析」
第6章 「複数部品」の「アセンブリモデル」の解析方法
第7章 「精度向上」や「形状変化」に対する「メッシュ更新」
著者等紹介
柴田良一[シバタリョウイチ]
1966年愛知県生まれ。2011年~岐阜工業高等専門学校建築学科教授。建設系機械系を含めた広いものづくりにおける構造解析や破壊解析、流体解析、さらにこれらの連成解析を研究分野として、並列処理やクラウドの基盤構築技術の研究も進めている。またアプリケーションとして、オープンCAE活用展開に向けたDEXCSプロジェクトを展開し、オープンCAE学会やCAE懇談会などで講演や講習の活動を進めている。オープンCAE学会理事、前オープンCAE学会会長、博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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