出版社内容情報
建築を学ぶ学生にとって、「構造力学」は超難関の科目です。
その理由は、「数式」や「専門用語」の意味を知らないで学んでいるからです。
本書は、そのような難しい専門用語や数式の意味を可能なかぎり平易に説明し、
初学者でも「構造力学」を理解できるように構成しています。
また、本書では、「公式の誘導」や「演習問題」では途中式を省略しません。
公式を丸暗記するのではなく、理解して導き出せるようになることに主眼を置いています。
改訂版では、初版よりも詳細に説明を加え、さらに「数学」「力」「応力度とひずみ」
についての解説を追加。
建築の実務でもよく使う「数学の基礎」や「構造物に作用する『力』とは何を意味するか」「『力』の性質や種類」「実際の構造物に作用する『力』の種類」
などについて学びます。
内容説明
約120万人の「分からない、理解できない」ことを重点的に解説。「専門用語」や「数式」の「意味」を分かりやすく説明。「公式」の「使い方」と、「公式」の「導き方」のノウハウ。改訂に伴って「数学」「力」「応力度とひずみ」についての解説を追加。
目次
第1部 基本編(構造力学とは;力;構造物の単純化(モデル化)
力の釣り合い
力と変形)
第2部 応用編(「静定構造物」の「反力」と「応力」;断面の形状と性質;「応力度」と「歪」;梁の撓み;棒の座屈)
著者等紹介
ハナダユキヒロ[ハナダユキヒロ]
1988島根県生まれ。2012豊橋技術科学大学大学院修了。2010からWebサイト「建築学生が学ぶ『構造力学』」を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。