出版社内容情報
「空間的な制約」や「経済的な問題」など、現実では作成が困難な鉄道模型レイアウトを、コンピュータ上で楽しむことを目的としたソフトが「鉄道模型のシミュレーター」(VRM:Virtual Railway Models)です。
「3D仮想空間」に、「レール」や「ストラクチャー」などパーツを並べて、ジオラマのデザインを確認したり、列車を配置してレール上を走行させたりできます。
1998年に発売されてから20年経ち、「鉄道模型シミュレーターNX」として登場しました。「Ver.5」から内部コードが大きくブラッシュアップされ、「GDI+」で描画されていたレイアウターがビュワー機能と合わせて使用エンジンを「DirectX12」に変更。実質的にWindows10専用ソフトになっています。
レイアウトサイズは事実上無制限。一部制限はあるものの、旧バージョンのレイアウトファイルやリソースの互換性があります。また、「Ver.4」から採用された「VRM専用スクリプト」は、「Python」に変更さています。
本書は、広大な仮想空間でリアルな鉄道模型を楽しむための入門書です。
内容説明
電車、機関車、客車、貨車、線路、鉄橋、駅、街、自然…広大な仮想空間に自由自在に配置!好きな列車編成を走らせる!プログラミング言語「Python」スクリプトで、走行、連結・解放、ポイント切替え、踏切…など、制御!
目次
第1章 はじめての「鉄道模型シミュレーターNX」(「スターターキット」の導入;はじめてのレイアウト ほか)
第2章 基本テクニック(ウインドウ;レイアウト ほか)
第3章 「NXシステム」の技術(NXシステム;ディファード・レンダリング ほか)
第4章 鉄道模型の自動制御(Pythonスクリプトをはじめよう;イベント・ハンドラー ほか)
著者等紹介
角卓[スミマサル]
大阪府四条畷市出身。大阪工業大学情報システム学科卒業後、システムインテグレーター企業に入社。プログラミングの他にデータベースおよびアーキテクチャの設計、インフラ構築やプロジェクト推進など、システム開発の幅広い領域で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。