出版社内容情報
「数学」や「プログラミング」が苦手でも、自分のパソコンで手軽に「機械学習」や「AI」を使う、初心者向け入門書。
●機械学習用ソフト「Weka」で「日本語データ」を読み込む。
●十数日ぶんの気温や天気、ゴルフをしたかどうかといった「数値」や「文字データ」を学習させ、特定の日にゴルフを
したかどうかを予測。
●写真に写っているものが何かをコンピュータに当てさせる。
●新聞記事の内容をコンピュータに解析させ、その結果を元に記事を分類。
●モーツァルトの曲を周波数に分解して解析、主旋律がいくつあるかを当てさせる。
また、手書きの汚い文字を文字として認識させることも試みる。
●タイタニック号の乗客名簿をデータとして使って、乗客の年齢や客室の位置などから生存確率を算出。
内容説明
現在では、非常に多くの「機械学習」「AI」に関する図書が刊行されています。しかし、その多くは、「機械学習」の仕組みやプログラム、あるいは基礎理論である「数学」が多用されていて、初心者にはとっつきにくいものです。本書では、「機械学習」や「AI」の重要分野である「画像」「音声」「言語」「数値」などの処理について、初心者でも実践できるように、全般的に浅く、部分的に深く解説しました。
目次
第1章 予備知識
第2章 プログラミング不要な「機械学習」「AI」ソフトをトライ
第3章 機械学習による「数値処理」と「文字データ処理」
第4章 画像処理
第5章 言語処理
第6章 音声処理
第7章 視覚化処理に便利な「RapidMiner」
著者等紹介
和田尚之[ワダヒロシ]
宮城県気仙沼生まれ、東京日本橋人形町で過ごす。日本大学在学中渡米、カリフォルニア大学バークレー校教授ガレット・エクボ氏の事務所で環境論の研究。卒業後、日本大学数理工学科登坂宜好教授の研究室で、環境分野での境界要素法の研究。1998年に長野に移住。2003年、信州大学大学院工学系研究科博士後期課程修了(奥谷巌教授・研究室)。地元の大学で非常勤講師として10年教鞭を取る。その後、慶應義塾大学の武藤佳恭教授のもとで自然エネルギーを使った観光・地域活性化や機械学習の教育啓蒙活動などを行なっている。専門は地域学(自己組織化臨界状態理論)、数理学(データサイエンス・機械学習)。現在、技建開発(株)教育センター長。工学博士、技術士、1級建築士、専門社会調査士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。