出版社内容情報
私たちの身の回りには「音楽」や「音」を利用した技術があふれています。
であれば、それらの基礎である「オーディオ機器」や「音」の知識を学ぶことは、回り回って趣味や仕事にも役立つでしょう。
本書では、「音」の性質や人間の「聴覚」の特性、音の大きさを表わす単位の定義といった「オーディオ」や「音」についての基本的な理論と技術を解説していきます。
そして、それらを足掛かりとして「オーディオ機器」や「音楽」を支えるさまざまな技術にも踏み込んで解説します。
内容説明
本書では、「オーディオ」や「音」についての基本的な知識や技術から、「オーディオ機器」を支えるさまざまな技術にも踏み込んで解説します。
目次
第1章 「音」に関する基礎知識(オーディオを学ぶのに役立ついろいろな知識;オーディオの知識で広がる可能性 ほか)
第2章 「アナログ」と「デジタル」(「オーディオ・データ」の圧縮;「PCM」の基本式 ほか)
第3章 「音響製品」に秘められた技術(音響製品の周辺知識;「LED」の基本特性 ほか)
第4章 「音」の深いはなし(「音」とは何か;「無音」のはなし ほか)
著者等紹介
中山猛[ナカヤマタケシ]
1960年埼玉県川口市に生まれる。1982年日本工業大学卒業。1982年ソニー筑波入社。以降、アンプやチューナー、カセットデッキなどの設計を経て、本社とともにCDや光学ピックアップの開発・設計に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ロータス
1
音楽を良い音で聴きたいと思っただけなのに数学や物理や科学の話ばかりで頭が痛くなったが、考えてみたら音響機器を作るには科学的な知識が必要不可欠だし、オーディオに関わる数字の意味を理解していないと適切なオーディオを選ぶことはできないので、著者のアプローチは正しい。オーディオ好きを名乗るなら用語くらいは頭に入れておきたい技術ばかりだったので、読んで良かった。2022/06/23
かつ
0
単に著者のバラバラな知識を羅列しているだけで、系統立てて学べるようにはなっていない。2020/12/13
ゆうちゃん
0
オーディオ、音楽に貢献しているのはたくさんのテクノロジー。著者の偏った趣味に付き合わされた感あるのが残念。2020/11/14
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