出版社内容情報
過去にC言語を学んだことがあるが久しく触っていない、仕事でC言語を扱っているが学び直したい人のための再入門書。
目次
第1章 「C言語」の復習
第2章 コンパイルとリンク
第3章 printfの仕組み
第4章 ファイル・システムの仕組み
第5章 排他制御
第6章 32bitと64bitの違い
第7章 「品質」の高いコーディング
第8章 C89、C99、C11、C17の違い
著者等紹介
平田豊[ヒラタユタカ]
1976年兵庫県生まれ。執筆活動歴は20年で、技術書13冊を上梓。2004年にTera Termをオープンソース化。宿題メール(情報処理技術者試験メルマガ)の勉強会メンバー。2017年末に始動したインフラ勉強会(オンライン交流会)の発起人メンバー。組込みエンジニアフォーラム(E2F)の交流会運営メンバー。2018年3月にIT企業(20年勤務)を退職し、地元金沢にてフリーで活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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keint
3
組み込み開発のためのCのノウハウについて、Linux環境を使用してある程度Cを知っている向けに解説している。自分は組み込み開発の経験があるため、この本に書かれていることはだいたい現場の開発で遭遇する知識を網羅していて良いとおもった。ただし、プロセスやスレッドについてはほかのLinuxを始めとしたUNIX系OSのシステムプログラミングの書籍やWeb上の情報を参照しないとこの本の知識だけでは厳しい。とはいえ、組み込み系開発に携わる新入社員や組み込み経験のないPGやSEの方にもおすすめできる一冊である。2020/04/10
Q
2
Linuxディストリビューション上でのC言語プログラミングの随筆としては楽しめた。しかし章立ては実直に言ってまとまりにかけていると感じる。「この本は著者が長年ためたメモの書籍化」ぐらいの期待度で読むのが良いだろう。2019/09/12