出版社内容情報
3D-CGプログラマーを対象に、数学、プログラミングの両面から解説、群・環・体やリー代数、束等を追加し最新のOSに対応
内容説明
クォータニオンを理解するためには、「数」とは何か、「行列」とは何か、「ベクトル」とは何かという洞察が必要になる。本書ではこれらの疑問に、C++プログラミングの技法を使いつつ切り込むことで、クォータニオンの本質をすべて明らかにする。3D‐CGプログラマー必読!!「クォータニオン」を数学的に深く知るための「群・環・体」「リー代数」「束」についても解説。さらに、「Windows10」「MacOS High Sierra(10.13)」に対応!
目次
第1章 実数・複素数・クォータニオン―数
第2章 行列―もうひとつの数3
第3章 行列による2次元の回転と内積
第4章 複素数による2次元の回転
第5章 行列による3次元の回転と外積
第6章 クォータニオンによる3次元の回転
第7章 テンソルとスピノール
付録A クォータニオンを利用した視点移動
付録B 「サンプル・プログラム」の実行方法
補講
著者等紹介
金谷一朗[カナヤイチロウ]
1973年生まれ。1995年関西大学工学部電気工学科卒業。1999年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了。2008~2014年大阪大学大学院工学研究科准教授。2015年~長崎県立大学情報システム学部教授。専攻はコンピュータ・グラフィックス、インタラクティブ・テクノロジー、感情工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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