内容説明
特殊な部品は使わず、工作が簡単な、「タクト・スイッチ」を使った鍵盤を作ります。それを「Arduino」に接続して、「電子オルガン」にします。Arduinoに「LCD」(液晶表示装置)と「キーパッド」を接続して、「電卓」を作ります。普段、よく使う機器なので、自作できれば感激は大きいかも。「AVRマイコン」に「ブートローダ」や「スケッチ」を書き込む装置(ライタ)の作り方と、「ライタ」の使い方の説明をします。独自のArduino互換機を作る際に必要です。
目次
第0章 Arduinoに関する基礎知識(Arduinoとは;主だったArduinoのラインナップ ほか)
第1章 Arduinoで「電子オルガン」を作る(回路構成と回路図;「コンソール基板」の製作 ほか)
第2章 Arduinoを使った「電卓」の製作(電卓自作の問題;電卓に必要な「スイッチ」の数を考える ほか)
第3章 Arduino用「ブートローダ/スケッチライタ」の製作(Arduino用「ブートローダ/スケッチライタ」の概要;「回路図」「アートワーク」「部品表」 ほか)
著者等紹介
谷川寛[タニガワヒロシ]
大阪市生まれ。同志社大学工学部電子工学科を卒業。同志社大学大学院博士課程前期(電気工学専攻)修了。技術トレーディング(株)(現、技研トラステム(株))および(株)ローランでセンサ回路、アナログ信号処理回路、DSPやFPGAによるディジタル信号処理回路などの設計に従事。後に独立して「アイロジック」の屋号でフリーランスのエンジニアとなる。エンジニアの仕事とともに、同志社大学理工学部の嘱託講師を兼務。元、神戸市立工業高等専門学校(神戸高専)嘱託講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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