出版社内容情報
「高速ウェーブレット解析」を用いれば、FFTより少ない計算量で計算することができ、「音声」「画像」「動画」などの「マルチメディア」の「信号処理計算」がより高速にできるようになります。本書はこの「ウェーブレット理論」の初歩を解説します。
目次
第1章 「ウェーブレット」研究の歴史(「ウェーブレット」とは;「ウェーブレット」の歴史)
第2章 数学的準備(信号表現;フーリエ変換;短時間フーリエ変換)
第3章 「ウェーブレット」の基礎理論(連続ウェーブレット変換;離散ウェーブレット変換;直交ウェーブレット変換;スケーリング関数;ウェーブレット関数;ウェーブレット展開)
第4章 さまざまなウェーブレット(ハール・ウェーブレット;多重解像度解析;ドベシー・ウェーブレット;モルレー・ウェーブレット)
第5章 「ウェーブレット」の応用(信号処理;音楽処理;時系列分析;その他の応用)
著者等紹介
赤間世紀[アカマセイキ]
1984年東京理科大学理工学部経営工学科卒業。同年富士通株式会社入社。1990年工学博士(慶應義塾大学)。1993~2006年帝京平成大学情報システム学科講師。2006年~シー・リパブリックアドバイザー。2008~2010年筑波大学大学院システム情報工学研究科客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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