内容説明
「8pino」は、長さ23.5mm、幅8mm、基板部の厚さ0.8mmの「超小型」のArduino互換マイコンボードです。そのため、「アクセサリに組み込みたい」「小さいスペースにマイコンを搭載したい」「邪魔にならないような小型の機器を設置したい」といった目的に最適です。本書では、この「8pino」を使った電子工作の方法を解説しています。
目次
第0章 「8pino」の導入
第1章 デジタル出力
第2章 デジタル入力
第3章 アナログ出力
第4章 シリアル通信
第5章 アナログ入力
第6章 フルカラーシリアルLED
第7章 I2C
第8章 「作品」として完成させる
附録
著者等紹介
重村敦史[シゲムラアツシ]
関西出身、京都近郊の田舎で生まれ育つ。豊橋技術科学大学大学院情報・知能工学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Q
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千円未満でArduino互換のマイコンボードで電子工作に入門する本。写真多め。LEDにかかる電流の計算の話など普段は省略される電子回路の理論面についても少ないながらも頁数をさいている。驚くべきことにこのボードを作ったVITROというグループは監修だけ行なっていて、別の著者が本書を書いている。どういった流れで本書が作られることになったのか気になった。また惜しい点としてはこのボードならではの回路構成の例は提示されていないように感じた。ボードの小ささから物体への組み込みやすさをアピールできなかったのだろうか。2021/11/24