内容説明
論文などを作るときに、信頼性があって、大量のデータが取り扱える「統計ソフト」が必要になることがあります。「統計ソフト」には、「SAS」や「SPSS」など、有名で信頼性の高いソフトがありますが、高価なので、個人では手を出しづらいでしょう。統計ソフト「R」は、フリーでありながら、初歩的な統計処理から高度なデータ解析までが可能です。本書は、社会系で「データ解析」を体系的に学ぶための道具として、ハンバーガーショップなどを例にした例題や練習問題を交えながら「R」を初歩から解説しています。
目次
イントロダクション
基本統計量を求める
表の形のデータ基本統計量
「質的データ」を含んだ「基本統計量」
2つの変数の関連
確率分布のグラフを作ってみる
統計的「仮説検定」
分散分析
重回帰分析
主成分分析
クラスター分析
因子分析
著者等紹介
熊澤光正[クマザワミツマサ]
1954年名古屋に生まれる。1979年名古屋工業大学大学院経営工学専攻修士課程修了、名古屋工業大学大学助手。1989年四日市大学専任講師。1990年工学博士(名古屋工業大学大学)。1997年四日市大学助教授。2007年四日市大学准教授。専門分野:データ解析、経営工学、生産管理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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