内容説明
本書は、電磁気学を平易に解説することを目的とした電磁気学の解説書です。電子・電気工学や物理を専門としない人で、いろいろな装置がどのような動作原理で働くか興味がある人を読者に想定しています。モータや発電機から心電計、脳波計、MRI、PETまで、医療関連の機器の開発にたずさわっていた著者ならではの話題も豊富です。具体的な機器が例に挙げられているので、これから電磁気学を学ぶ学生には最適の入門書であり、また医療関係者や周辺の技術者にとっても、さらには患者側から見ても興味深い内容です。
目次
1章 プロローグ
2章 静電界
3章 定常電流と静磁界
4章 時間とともに変化する電磁界
5章 電磁波
6章 電磁界と生体
7章 エピローグ
著者等紹介
浜村良紀[ハマムラヨシノリ]
1961年大阪府堺市生まれ。1989年静岡大学大学院修了(工学博士)。1989‐2002年(株)東芝。2002‐現在、Invivo CorporationでMRI装置の研究・開発に従事。1995‐2002年国際医療福祉大学非常勤講師(電磁気学)。米国ウィスコンシン州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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