内容説明
信じていたミッチに裏切られたクレアは、立ち直れないほどの心の傷を負う。そんな時に逃走中の父親・トムが自宅に現れた。銃で撃たれた弾丸が体内に残るトムは、手術を受けるためにも自首するという。死刑執行まで間もない状況に、クレアは遂に行動を開始した。事実に近づくにつれ降りかかる死という恐怖。しかし本当の恐怖は、すぐそこにあった。「プリズン・ブレイク」シリーズ、遂に完結。
著者等紹介
ブレナン,アリスン[ブレナン,アリスン][Brennan,Allison]
米カリフォルニア州生まれ。州議会でカウンセラーとして働くかたわら、2005年に元FBIアカデミーの女性3人をヒロインに据えた3部作『ザ・プレイ』『ザ・ハント』『ザ・キル』(集英社文庫)でデビューし、またたく間にベストセラー作家に。現在は5児の母でカリフォルニア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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moss green
2
舞台はヨーロッパからロシアへ。昔ロシアで活動していたヴィクターは、旧知のロシアンマフィアに会い情報を得ようとする。ところが以前からヴィクターを追っていたSVRの大佐はマフィアとも通じていてヴィクターに待ち伏せをかける。それも全て返り討ち。準備の仕方がいいね。ヴィクターが依頼により手にしたメモリーにはロシアの沈没船の座標が。そこにはアメリカも開発できていない超音速のミサイルが眠っている。それを回収しようとするSVRとCIA。いや〜面白いなぁ。2025/07/16
こえん
0
ヒロイン父サイドの話ももう少しあったら良かったのに…と思ってしまった。今までの中では薄味な方ではあるけど、犯罪者の気色悪さは今回も健在。それにしても脱字の目立つ本だったなぁ。2009/07/07