内容説明
『逆説の日本史』の著者が、妄言国家を突き動かす負のエネルギーを解き明かし、その終焉シナリオを大胆予測!農薬汚染、経済不安、戦争の危機…。日本のジャーナリズムが絶対に書かない困った隣人の終焉のシナリオ。
目次
第1章 止まらない中国の暴走
第2章 共産主義と思想弾圧
第3章 親中派の懲りない人々
第4章 中国崩壊のシナリオ
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS入社後、報道局(政治部)記者時代に『猿丸幻視行』にて第26回江戸川乱歩賞を受賞(26歳)。31歳で退社し、以後作家活動に専念。歴史推理・ノンフィクションに独自の世界を開拓し、週刊ポスト連載の「逆説の日本史」は700回を超えてなお回を重ねている
波多野秀行[ハタノヒデユキ]
漫画家。1967年、京都府生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。芳文社「まんがタイムラブリー」でデビュー。「ビッグコミック・スピリッツ」などの青年誌、一般誌で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺
15
原作は井沢元彦。まあよくある感じの本ではあるが、読むと中国共産党って諸悪の根源だと思わざるを得ない。中国の廟と日本の神社の違いによる靖国の誤解等、面白い指摘もある。チャイナドレスの女の子が途中で涙ながら普通の洋服になるのは何となくくだらなくて良い。2013/05/13
kenitirokikuti
8
ブックオフにて。2006年に原版刊行。08年5月にこの文庫版。続く8月9月にに北京五輪&リーマンショック。中国のGDPが日本を抜くのは2010年。井上純一『中国嫁日記』は2011年刊行だねえ▲チベット弾圧ネタは国家主席が胡錦濤だったからだなぁ。本書にウイグルという単語なし/「酸性雨」への言及多い。石炭では限界あるので、原発に置き換わって行かざるをえないが、中国の技術力で原発を乱立されると、いつチェルノブイリみたいなことが起きるか分からない。てなことが書いてあって、当然2011.3.11より前のこと。2019/08/12
Mr.deep
1
当時はセンセーショナルに書く必要があったんでしょうが、今となってはかなり誇張と偏見の嵐で読むに堪えないものが・・・2019/02/04
もりけい
0
なかなかよくわからないチベットの問題とか食の問題の疑問が解決する非常によくわかる内容でした。2008/05/31