内容説明
「わが子が生きているだけで幸せ」と親が考える。どんなに問題のある子供でも“尊敬”“信頼”で接する。頼りなくても子どもを一人前として扱う。親の助言は“御用聞き”ぐらいでちょうどよい。子どもは自分にしかない資質に注目されると勇気づけられる。落胆している親からは“勇気ある子ども”は絶対に育たない。悠然とみてくれる大人がいれば子どもは“悪”には染まらない。
目次
1章 アドラー博士が発見した“勇気づけ”の原理(散歩がきらいな病人が、急に散歩に行きはじめる心の謎;子どもの変えられない過去を詮索するより、これからの目的を考える;どんなひどい状況でも、親の考え一つで、子どもを勇気づけられる ほか)
2章 子どもを勇気づける20のアドラー法則(「わが子が生きているだけで幸せ」と考えることが、子どもへの何よりの勇気づけ;どんなに問題のある子供でも、“尊敬”と“信頼”で接するのが勇気づけの基本;頼りない子どもほど、一人前の大人として扱うことで勇気が生まれる ほか)
3章 困った子どもも、こうすれば立ち直る(子どもの問題行動は、勇気がくじかれることによって起こる;勇気をくじかれた子どもは、関心を引くためにマイナス行動をとる(問題行動第一段階)
勇気をなくした子どもは、力を誇示するため親と主導権争いをする(問題行動第二段階) ほか)
著者等紹介
星一郎[ホシイチロウ]
日本アドラー心理学会公認心理療法士。1941年東京生まれ。東京学芸大学卒。都立梅ヶ丘病院精神科心理主任技術員を経て、都立中部精神保健福祉センター勤務。その後、財団法人精神医学研究所兼務研究員、日本アドラー心理学会評議員などを歴任し、現在、子育てボランティア団体「わいわいギルド」代表のほか、IP心理教育研究所所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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