内容説明
リリーは男の子に変装し、エンジェル・イズリンのボスの息子、ゼフと友情を結んだ。ふたりは、リリーの船でリーヴァーズの本拠地を目指すことになる。真夜中、リリーはこっそり釣り用ベルトにかくしてあった宝石を取りだした。その宝石は、知能を持った誰もが欲しがる古代のコンピュータだった。ゼフは信じていたリリーの真の目的を知ってしまう―。2008年「タイムズ/チキンハウス児童文学大賞」最優秀賞受賞。
著者等紹介
ダイアモンド,エミリー[ダイアモンド,エミリー][Diamand,Emily]
『リリーと海賊の身代金―魔法の宝石に選ばれた少女』で2008年「タイムズ/チキンハウス児童文学大賞」最優秀賞を受賞し、作家としてデビュー。物語を書きはじめたのは4年前、地元の夜間教室で学んだのがきっかけだった。環境問題に関心が高く、環境運動にたずさわった数年間の経験が、自然と作品の背景をなしている。現在はパートナーとひとり息子とともに、イギリスのヨークシャーに暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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斑入り山吹
1
下巻に入ったら、もう違和感は確実。YA向けの顔して、書きたいことは酷いことばかり。この設定で後5冊は書くつもりなのか、この作者は?という感じで、つまりあの謎もこの謎もちっとも解決しないまんまだった。キャラは底が浅いし。あ~あ。2010/09/15
lucyandrew
1
最初から最後まですっきりしない感じがした。宝石、話の本筋に全く関係ないし。そんでもってこの終わり方って・・・・。設定が中途半端だから続きが出るとも思えない。うーん・・・・。2010/08/04
くまむ
0
ストーリーは、主人公のリリーとリーヴァーズの族長の息子ゼフなどが中心で進んで生きます。 若い子が成長していく姿ってのは、架空のストーリーだったとしても、楽しいものです。 また、悪役がちゃんと悪役しているあたりも、児童文学の良さなんじゃないかと思ったりもします。 いやいや、大変、満足しました(´∇`)2013/11/17
弐歩
0
最後まで世界観にのめりこめなかったのが残念。もう少しシーキャットの活躍とリリーの成長に的を当てて欲しかったような…ゼフも結局最後まで微妙な位置づけで、味方か敵かはっきりしろな感じでしたし^^;あとどうでもいいですが過去の遺産の生首のイメージがどうしても脳トレのおじさんにしか思えなかった 笑2012/11/27
そら@真面目にダイエット中
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海賊のエンジェル・イズリンに捕らえられ、拷問され、身代金として持ってきた宝石型のコンピュータも取り上げられてしまい、リリーは大ピンチをむかえます。捕らえられてしまった後からは、テンポよくどんどん物語が進展していき、ハラハラドキドキしながら最後まで一気に読めます。けど、ラストがちょっぴり物足りないかも。2009/04/23