内容説明
葉祥明のハートフルな絵とスピリチュアルな新訳(浅岡夢二:訳)で生まれ変わった「星の王子さま」。不朽の名作に新たな魂が吹き込まれました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たらこ
39
葉祥明さんの可愛らしい絵に癒されました。子供の頃の素直な気持ちは何時からなくなってしまったんでしょうね・・・-大切な事は目に見えない・・・ー心穏やかにもう一度読んでみたいと思います。2013/08/16
きょーこ
30
Kindleにて¥108!。葉祥明さんのイラストに惹かれた。初めて読んだときは、何が言いたいのかさっぱりわからなかった。訳が違うので新鮮さもあり、かなり泣けた。きつねのシーンが、今回は響いた。何冊もうちには『星の王子さま』がある。他も読みたくなった。英語版、読めるようになりたい。2016/04/06
ヒラP@ehon.gohon
20
星の王子さまといえば、子どもから大人まで、様々に読まれている名作です。 でも、含みの多い謎解きのような展開に、足を踏み込めずにいた作品でした。 しかし、高校時代の学友が訳しているとなれば特別の思いで読み始めました。 訳者浅岡夢二さんは、児童文学者ではなく、文学者でもなく、精神世界、スピリチュアル関連領域を研究された研究者でした。 その研究技術をしてサン=テグジュペリの名作の訳は、解析のような切り口で、伝わってきました。 あとがきも丁寧で、少し作者の世界に踏み込めたように思います。 2022/12/11
ヒラP@ehon.gohon
14
大人のための絵本2022/12/06
Kp
12
星の王子さまは、小さな星に住んでいる。小さな星には薔薇の花が一輪咲いており、彼はその薔薇を愛している。小さな星に愛する花が一輪咲いていると心に思い描くだけで、彼は幸せな気持ちになれる。夜空に輝く星の全てが愛おしく思える。大切なことは目には見えない。愛するものを思う気持ちもそうだ。目には見えないけれど、大切で尊い。人は悲しみの中にいるときも、心に描いたものを頼りに生きていくことができる。そう信じていたい。2024/05/01