ニック・シャドウの真夜中の図書館〈4〉ネコばあさん

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784777109357
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

友だちから聞いたネコばあさんの話など、クロエはたいして本気にしていなかった。だがあるとき、危険なあそびがとんでもない方向にころがって、だれも想像すらしなかったはるかにおそろしい事実をクロエは知ることになる…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁Lei❁

22
小学生の頃に読んだことがあるので、約8年ぶりの再読。表題作もなかなかに救いようがない残酷ホラーで面白いですが、私は2話目の「勇気ある者が勝つ」が一番好きです。内容も唯一これだけ覚えていました。主人公の少年二人はゲームセンターで出会った少女に提案されて「勇気ある者が勝つ」というゲームをします。それは自分が苦手なものと向き合うという、我慢比べのようなゲーム。やめておけばいいものを、深みにハマった結果やはり残酷な結末に。面白かったです。2017/07/03

つばめ

16
シリーズ第4巻。今回は特に幽霊色の強い物語でした。ただ、王道のホラーのようなドッキリ感よりも、目に見えない悪意やずる賢さが満載な印象。2018/07/31

dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない

6
ゲームセンターで出会った少女クリッシーに誘われ、度胸試しのゲームをすることになったルークとアニル。怖いものを克服するためと気軽に始めたゲームだったが、内容が段々とエスカレートしていった! *** ニック・シャドウシリーズ第四作目。巻を追うごとに人間の悪意みたいなものが酷くなってきてて読んでいて本当に「ヴッ!」となる。なんだこれ本当に児童書なの?こんなの子どもに読ませたら本当にトラウマになる。幽霊怖いとかモンスターが怖いとかじゃなくて、人間の本能的な怖さだったり、2021/04/11

くろり - しろくろりちよ

2
真夜中の図書館の館長、ニック・シャドウが集めた選りすぐりのおそろしい物語、4冊目。つまらない意地から猫を殺してしまった少女が「猫ばあさん」の家に訪れた後、自分が猫に、そして自分が殺した猫と同じ運命を辿る、因果応報。風変わりな少女が提案してきたゲーム「勇気ある者が勝つ」親の注意を聞かず惑わされた少年たちが嵌る自業自得。初めてのベビーシッターのアルバイトで「赤ちゃんがおきてしまう」事態になった先、思いもしない急展開で幕を降ろす不条理。段々と理由のない物語に進んでいく配置が後味の悪さをもうひと押しする。2013/05/13

なーちゃま

1
『勝者には即死を 敗者には拷問死を』2010/05/11

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