内容説明
「だって、向こうのかごに入ってるクワガタは、全部一匹3,000円でしょ。それなのに、なんでこのクワガタはこんなに安いの?」そう少年が指差した「300円」のクワガタには、五本しか足がなかった。「こんなクワガタ、人気もないし、誰も買わないよ、坊や」。店員と少年の会話が涙を誘う。大切な人に贈りたい、珠玉のハートフル・ストーリーが待望の絵本化。
著者等紹介
大村あつし[オオムラアツシ]
映像化、音声化などを念頭に小説を執筆するメディアミックスの作家2.0。2000年から、毎週火曜日にインターネットでエッセイや連載小説を配信し、80万人の読者を獲得。小説『エブリリトルシング』で本格的な作家デビューを果たす
トミナガマキ[トミナガマキ]
消しゴムはんこ作家。2007年6月、南青山クリエイターズレジデンスにて、初個展「ネクター」を開催。オリジナルキャラクターの愛らしさと温かい作風で多くのファンを獲得。『エブリリトルシング クワガタと少年』が初の書籍
高樹千佳子[タカギチカコ]
1979年東京生まれ。横浜国立大学工学部では建築学を専攻。在学の2002年より、フジテレビ系「めざましテレビ」の3代目お天気キャスターに抜擢される。現在は「めざましどようび」「めざましテレビ」(フジテレビ系)「ランキンの楽園」(TBS系)などに出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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