内容説明
「日朝戦争は、銀座の駐車場や新宿歌舞伎町の風俗店、渋谷文化村などに仕掛けられた小型プルトニウム爆弾が一斉に炸裂して、半径3キロ、ビルも店舗もカラオケバーも、人家も劇場もピンサロも宝くじの売り場も帰宅途中のパパたちも、2キロの上空に撥ね飛ぶところから始まるのだ」―まず、新宿駅が炎に包まれた。続いて秋葉原…。都心で繰り返されるテロ、爆音と銃声が響き、戦場と化す日本列島。そのときこの国はどうなるのか?新たに開発されたニュー・ゼロ戦と“特別攻撃隊”の戦士たちは救い主となるか。
著者等紹介
濱野成秋[ハマノセイシュウ]
作家・日本女子大英文科教授。『ユダヤ系アメリカ文学の出発』(研究社)をはじめとする、映画テレビ論、アメリカのポストモダン作家論を中心に、民族・戦争・映像に関する著作多数。同時に、『父の宿』『別れる季節』『かまぐれ』などの小説作品も手がける。また、防衛アナリストとして、その独自の防衛論はTV番組「ビートたけしのTVタックル」などでも注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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