内容説明
「私は、生まれたときの名前は川島愛ではなかった」。その生い立ちから母親との二人三脚で歌手デビューした福岡でのこと。本格的な活動のために上京するもののその道は険しく、少女は街で歌い始め、高校に通いながらの路上ライブを続ける。そこで出会った人々、彼女を支えてくれる母親。そして突然襲ってきた母親の死という現実…。スターダムを昇りつめていく歌手川嶋あい。悲しい現実を乗り越えて、人として、歌手として成長していく川嶋あいの軌跡をつづる。サインの練習や歌になる前の詞など、当時、彼女が書き記してきたノートを特別収録。
目次
「歌手になりなさい」
父の死
私たちの家
Ａｉ Ｗｏｒｄｓ：迷路
ひとりぼっち
演歌歌手デビュー
東京に行きなさい
Ｗｏｒｄｓ ｆｒｏｍ ｔｈｅ Ｓｔａｆｆ
最後の夜
東京〔ほか〕
著者等紹介
川嶋あい［カワシマアイ］
１９８６年２月２１日生まれ。福岡県出身。２００２年２月より路上ライブを開始し、渋谷の街を拠点に活動する。「手売りでのＣＤ発売５０００枚」「１０００回の路上ライブ」「渋谷公会堂でのライブ」という３つの大きな目標をすべて達成。代表曲に『天使たちのメロディー』『１２個の季節～４度目の春～』『絶望と希望』『…ありがとう…』『旅立ちの日に…』など。シングル、アルバムＣＤともに多くリリースしている。またＩ ＷｉＳＨのボーカル・ピアノとしても『明日への扉』などのヒットがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayakankoku
9
久しぶりに再読。強く強く歩んで行く姿に涙なしでは読めなかった。2019/06/04
ぽつぽつぴー
3
とても心に届くすばらしい本。こんな過去があったなんて知らなかったので驚きました。この本に出会えてよかった！2013/11/10
ふなモン
1
両親とも健在、親に頼りきっりの俺（４５歳）。情けなくて、涙が出てきた。
Matsumouchakun
0
再読。あいちゃんの人生に対する真摯さに胸が締め付けられる。一ファンとして応援し続けるよ。2016/05/06
A-to
0
今、不幸だって思ってた自分がいかに甘いか思い知らされました。2012/03/08
