内容説明
本書は、西洋医学と中国医学を見事に統合させて、これまでの西洋医学のみに頼ったがん治療の難点を大きく改善させた最前線の中世医結合医療の一つの例として、新たな漢方抗がん新薬を紹介している。
目次
1章 世界の研究者が注目する漢方抗がん剤「カイジ」
2章 行き詰まったがん治療に活路を開く最新漢方研究の成果「カイジ」
3章 難治性のがんにも、優れた効果を発揮する「カイジ」
4章 さまざまながんへの効果が医学的に実証された「カイジ」
5章 がん予防に役立つ知恵と漢方
付録「カイジ」をさらに理解するための中国漢方基礎知識
著者等紹介
劉克辛[リュウコクシン]
大連医科大学薬学院院長。薬学博士。1953年中国生まれ。中国の大連医科大学の学士、大連医科大学大学院の薬理学修士、日本の東京大学大学院薬学部分子薬物動態学教室の課程博士号を取得。中国の遼寧省阜新市第二人民医院外科医師、大連医科大学臨床薬理学研究室講師、株式会社日本生物製剤研究開発部研究部長を歴任。大連医科大学薬学院院長、同大学臨床薬理学教室教授・主任
〓琳[カクリン]
大連今華夏病院医師。1972年中国生まれ。中国の沈〓(よう)中国医科大学卒業。大連大学付属病院癌治療センターのがん治療医師をして勤務。現在、大連今華夏病院癌内二科科長
李靜慧[リセイケイ]
大連大学付属病院医師。1960年中国生まれ。中国医科大学卒業。現在、大連大学付属医院肛腸科主任
姚継紅[ヨウケイコウ]
大連医科大学薬学院教授。1965年中国生まれ。中国医科大学の学士、大連医科大学の薬理修士、博士を取得。日本の群馬大学に留学。現在、大連医科大学薬学院教授、同大学薬学院副院長、薬理学教室副主任
斉艶[サイエン]
大連医科大学薬学院薬物分析教室講師。1973年中国生まれ。中国の瀋陽薬科大学の学士、大連医科大学の薬理修士を取得。現在、大連医科大学薬学院薬物分析教室講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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